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レクサスES 8代目フルモデルチェンジ|2026年6月発売・価格790万円〜【最新】

レクサスES フルモデルチェンジはいつ?デザイン・価格を予想 ES

レクサスESの8代目フルモデルチェンジは、2026年6月11日に日本で発売済みです(レクサス公式)。上海モーターショー2025(2025年4月)で世界初公開され、約1年の準備期間を経て国内デビューしました。価格はハイブリッドのES350hが790万円〜、EVのES350e/ES500eが790万〜920万円で、先代(7代目ES300h・602万円〜)から約190万円引き上げられています。この記事では、登場した8代目の実スペック・価格・燃費と、先代7代目からの進化、そして値上がりを受けた中古の狙い目までを整理します。

この記事では、発売された新型レクサスESのエクステリアデザインやパワートレインの実スペック、グレード別の車両価格、ハイブリッドモデルの燃費性能、内外装のカラーラインナップまでを詳しく解説します。

さらに、2024年に中国で先行して行われたマイナーチェンジと今回のフルモデルチェンジとの関係性や、新型登場が現行(7代目)中古車市場に与える影響についても整理します。

この記事で分かること
  • 新型ESの発売日(2026年6月11日)と概要
  • デザイン・スペック詳細(ES350h/EV ES350e・ES500e/4WD)
  • グレード別価格(790万〜920万円)と実燃費
  • 安全装備・歴史・市場・先代7代目の中古相場

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レクサスES 8代目フルモデルチェンジ|発売日・デザイン・スペック【2026年最新】

https://lexus.jp/models/es/
  • 新型ESの発売日:2026年6月11日
  • 新型レクサスESのデザイン:クーペ風ファストバック
  • 新型レクサスESのスペック:ES350h+EV(ES350e/ES500e)
  • 新型レクサスESの価格:790万〜920万円
  • 新型レクサスESの燃費(ES350h:WLTC 25.4km/L)と先代比較
  • 安全・快適・インフォテインメント装備の詳細

新型ESの発売日:2026年6月11日に発売済み

https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/42600985.html

レクサスの主力セダンESの8代目フルモデルチェンジは、2026年6月11日に日本で発売されました(レクサス公式)。世界初公開は2025年4月23日開幕の上海モーターショー2025で、そこから約1年2か月を経ての国内デビューです。

先代(7代目)が日本に導入されたのは2018年10月なので、約7年半ぶりの全面刷新にあたります。日本仕様はハイブリッドのES350hに加え、ES史上初のEV(ES350e/ES500e)が同時に設定されました。

世界初公開は上海モーターショー2025だった

新型ESは、世界に先駆けて上海モーターショーでお披露目されました。近年、中国市場はレクサスにとって非常に重要なマーケットとなっており、2024年8月には中国国内でのES累計販売台数が100万台を達成しています。このような背景から、ワールドプレミアの場として上海が選ばれました。

レクサスは発表に先立ちティザー画像や動画を公開し、上海での正式発表でデザインの全貌・スペック・新技術が明らかになりました。その後、北米・中国・日本と順次市場投入が進み、日本では2026年6月に発売されています。

日本国内での発売は2026年6月11日

日本での発売日は2026年6月11日です。上海での世界初公開(2025年4月)から国内発売まで約1年2か月かかりました。登場前は「2025年8月頃」との観測もありましたが、実際にはハンドル位置の切り替えやEV仕様の設定などもあり、国内投入は2026年半ばまでずれ込みました。

現在は全国のレクサス店で商談・発注が可能です。人気のEVや上級グレードは受注状況によって納期が延びることがあるため、具体的な納車時期は販売店で確認してください。

なぜこのタイミングでのフルモデルチェンジだったのか

先代の7代目ESは2018年10月に日本で発売されました。自動車業界のモデルチェンジサイクル(一般的に5〜7年程度)から見ると、2025〜2026年はまさに全面刷新のタイミングでした。

また、近年は自動車業界全体で電動化や先進運転支援技術の進化が著しく、ライバル車も次々と新しい技術を取り入れています。レクサスESがこれからも競争力を維持し、顧客の期待に応え続けるためには、デザイン、パワートレイン、安全性能、コネクティビティなど、あらゆる面での大幅な進化が求められている状況です。今回のフルモデルチェンジは、こうした市場の要求に応えるための必然的なステップと言えるでしょう。

結果として8代目ESは、デザイン・電動化・安全装備・室内空間のすべてで大きく踏み込んだモデルとして登場しました。次章から具体的に見ていきます。

新型レクサスESのデザイン:クーペ風ファストバックを採用

8代目ESで最も大きく変わったのが、エクステリアデザインです。先代の落ち着いたセダンスタイルから、流麗でスポーティなファストバック風のシルエットへと踏み込みました。全長は5メートルを超え、ラグジュアリーセダンとしての存在感を強めています。

デザインは購入の決め手になりやすい要素です。新型ESは最新のレクサスデザイン言語を全面採用しつつ、上質さと先進性を両立させています。以下、外観の要点を見ていきます。

より流麗さを増すクーペスタイルシルエット

最も印象的なのがサイドシルエットです。先代も滑らかなルーフラインを持っていましたが、8代目ではルーフ後端からトランクリッドにかけて一段とスムーズに下降するラインを描き、メルセデス・ベンツ CLSやアウディ A7 スポーツバックに近い「ファストバック」スタイルになりました。

このスタイルは見た目のスポーティさとエレガントさを高めるだけでなく、空気抵抗の低減にも寄与し、燃費性能や高速走行時の安定性にもプラスに働きます。実際、ES350hのWLTC燃費は先代から向上しています(後述)。

一方で、傾斜したルーフは後席の頭上空間にはやや不利に働きます。ホイールベース延長で足元は広がっているものの、頭上のゆとりは実車で確認しておきたいポイントです。

新世代レクサスを象徴するフロントフェイス

フロントも大きく変わりました。シャープで細長いL字型の上部ライトと、バンパー左右のエアインテークと一体化した下部ライトを組み合わせた「2段構成」のヘッドライトを採用し、これまでのレクサス車にない先進的な表情になっています。

スピンドルグリルは、LBXやTXで先行採用された「スピンドルボディ」の考え方をさらに進め、グリル上部がボディと一体化したクリーンな造形になりました。押し出し感を保ちつつ、洗練された先進的な表情を作っています。

ワイド感を強調するリアデザイン

リアは、NXやRXと共通の「一文字テールランプ」を採用。左右のランプを細いラインで結ぶこのデザインが、車幅を広く見せ、低重心で安定感のあるスタンスを強調しています。

トランクリッド中央のエンブレムも、従来の「L」マークから「LEXUS」の文字ロゴに変更されました。最新レクサス車に共通する処理で、ブランドをより明確に主張しています。

デザイン変更に伴う注意点

全体として、8代目ESはよりダイナミックで先進的なデザインに生まれ変わりました。ただしファストバック化により、後方視界や後席頭上空間は先代から変化しています。購入検討時は、デザインの好みに加えて、こうした実用面の変化も試乗で確認しておくことをおすすめします。

新型レクサスESのスペック:ES350hとEV(ES350e/ES500e)

画像:Unicarinfo作成

8代目ESでは、パワートレインのラインナップが大幅に刷新されました。主力ハイブリッドが「ES300h」から「ES350h」へ進化し、さらにレクサスES史上初となる電気自動車(EV)「ES350e」「ES500e」が設定されています。

パワートレインは走行性能・燃費・環境性能を左右する心臓部です。新型ESが用意する3つの選択肢を順に見ていきます。

ハイブリッドモデル「ES350h」(790万円〜)

先代の主力だったハイブリッドは、「ES300h」から「ES350h」へ名称が変わり、性能・燃費ともに向上しました。価格は2WD(FF)が790万円、4WD(E-Four)が810万円です。

  • パワートレイン構成: 2.5L直列4気筒「ダイナミックフォースエンジン」に電気モーターを組み合わせる基本構成は踏襲。
  • システム出力向上: エンジン・モーター・バッテリーの改良で、先代(エンジン178ps+モーター120ps)より余裕のある走りに。車名の「350」が示すとおり、実質的な動力性能は先代の「300h」から一段引き上げられています。
  • 最新世代ハイブリッドシステム: トヨタ・レクサスの最新世代ハイブリッドシステムを採用し、効率向上でWLTC燃費は2WDで25.4km/L(19インチ)まで改善しました。
待望の4WD「E-Four」を新設定(810万円)

先代ESは前輪駆動(FF)のみでしたが、8代目のES350hには後輪をモーターで駆動する電気式4WD「E-Four」が新設定されました。価格は2WDより20万円高い810万円です。

  • メリット:
    • 滑りやすい路面(雨天、雪道など)での発進性や走行安定性が向上します。
    • コーナリング時の安定感が増し、より安心感の高い走りを提供します。
    • 降雪地域に住むユーザーにとっては、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
  • デメリット:
    • 車両重量の増加やシステム構成の複雑化により、FFモデルと比較して車両価格が上昇し、燃費が若干悪化する可能性があります。
    • 後席足元中央のトンネルがやや高くなるかもしれません。

E-Fourが設定されれば、ESの走行性能と利便性は大きく向上することになります。

ES史上初のEV「ES350e」(790万円〜)「ES500e」(830万円〜)

8代目ESで最も大きなトピックが、EVモデルの追加です。前輪駆動の「ES350e」(790万円〜、上級のversion Lは880万円、Rr Comfort packageは920万円)と、前後モーターのAWD「ES500e」(830万円〜、version Lは920万円)の2本立てで、ハイブリッドと同じボディに設定されています。以下のスペックはレクサス発表値・報道値をもとにした整理です。

  • ES350e (FWD):
    • 駆動方式:前輪駆動 (FWD)
    • 最高出力:204ps程度
    • 航続距離:630km程度(WLTCモード)
    • 日常使いに十分な性能と航続距離を持つ、標準的なEVモデルという位置づけです。
  • ES500e (AWD):
    • 駆動方式:前後輪にモーターを搭載するAWD「DIRECT4」
    • 最高出力:400ps程度
    • 航続距離:550km程度(WLTCモード)
    • 高い動力性能を持つ、高性能版EVモデルと位置づけられるでしょう。レクサスが培ってきた電動化技術による緻密な駆動力制御「DIRECT4」により、意のままの走りを提供すると期待されます。
EV化によるメリット・デメリット
  • メリット:
    • 走行中のCO2排出量がゼロとなり、環境負荷が低い。
    • 圧倒的な静粛性と、モーターならではの滑らかで力強い加速フィール。
    • ガソリン代がかからず、電気代や税制面での優遇により維持費を抑えられる可能性がある。
  • デメリット:
    • 車両価格が高価になる傾向がある(補助金を考慮しても)。
    • 充電インフラがガソリンスタンドほど普及しておらず、長距離移動や集合住宅での充電環境に課題が残る場合がある。
    • 航続距離はガソリン車やハイブリッド車に比べて短い場合があり、電欠への不安を感じるユーザーもいる。

EVモデルの設定は、環境意識の高いユーザーや新しいもの好きのユーザーにとって大きな魅力となる一方、価格やインフラ面でのハードルも存在します。

プラットフォームと走行性能の進化

プラットフォームは、先代でも採用されていた「GA-Kプラットフォーム」をベースにさらなる改良を加えたものです。ボディ剛性の向上やサスペンションの最適化により、レクサスが得意とする静粛性や乗り心地に一層磨きがかかっています。ハンドリング性能や操縦安定性も高められ、上質で快適なドライビング体験を提供します。

新型レクサスESの価格:790万〜920万円

価格 値段

新型レクサスESの車両価格は、ハイブリッドのES350hが790万円(2WD)〜810万円(4WD)、EVのES350e/ES500eが790万〜920万円です。先代7代目のES300h(602万円〜)と比べると、エントリーで約190万円の値上がりで、電動化と装備の全面刷新を反映した価格になっています。

ここではグレード別の価格と、先代からここまで上がった理由を整理します。

グレード別の価格(2026年6月時点・税込)

新型ESのエントリーはES350hの2WDで790万円です。登場前は「650万円程度から」との予想もありましたが、実際にはそれを大きく上回りました。EVとハイブリッドが同額スタート(いずれも790万円)に設定されているのが特徴です。

主なグレードと価格は次のとおりです。

グレード駆動価格(税込)
ES350h2WD790万円
ES350h4WD(E-Four)810万円
ES350e2WD(EV)790万円
ES350e “version L”2WD(EV)880万円
ES350e “Rr Comfort package”2WD(EV)920万円
ES500eAWD(EV)830万円
ES500e “version L”AWD(EV)920万円

※グレード体系・価格は改良で変わる場合があります。最新はレクサス公式サイトで確認してください。

先代7代目(ES300h)との価格比較

参考として、先代(7代目)レクサスES300hの主なグレードと価格(生産終了直前・税込)は以下のとおりでした。

グレード(先代7代目)価格(税込)
ES300h602万円
ES300h “F SPORT”654万円
ES300h “version L”718万円

先代のエントリーが約600万円だったのに対し、新型は790万円スタート。約190万円の値上がりで、先代の最上位version L(718万円)よりも新型のエントリーのほうが高いという水準になりました。EVのversion L系は920万円で、ほぼ900万円台のセダンへと立ち位置が上がっています。

価格上昇が見込まれる主な理由

新型ESの価格が上昇すると予想される背景には、いくつかの要因があります。

  1. パワートレインの刷新:
    • 最新世代ハイブリッドシステム採用によるコスト増。
    • 新設定されたEVパワートレイン(モーター、大容量バッテリー)は現状ではまだ高コスト。
    • 4WD(E-Four)追加による部品点数の増加。
  2. 先進装備の充実:
    • より大型化・高機能化されるインフォテインメントシステム(14インチディスプレイなど)。
    • 最新の「Lexus Safety System +」や高度運転支援「Lexus Teammate」の搭載。
  3. デザイン・品質の向上:
    • 新デザイン採用に伴う生産工程の変更と、より高品質な素材の使用。
    • プラットフォーム改良や静粛性向上のための追加コスト。
  4. 外部要因:
    • 世界的な半導体不足の影響(緩和傾向にはあるが)。
    • 原材料価格(バッテリー素材、鋼材など)の高騰。
    • 物流コストの上昇。

これらの要因が複合的に影響し、車両価格に反映されると考えられます。

価格に関する注意点と購入検討時のポイント

上の価格はレクサスが発表した2026年6月時点のものです。改良や特別仕様車の追加で変わる場合があるため、最新はレクサス公式サイトで確認してください。

購入を検討する際には、以下の点も考慮すると良いでしょう。

  • EVモデルの補助金: EVモデルが設定された場合、国や自治体からの購入補助金の対象となる可能性があります。補助金の額によって実質的な負担額が変わってきます。
  • オプション選択: レクサス車は多くの魅力的なオプションが用意されていますが、選択次第で車両価格は大きく上昇します。必要な装備を見極めることが重要です。
  • リセールバリュー: レクサス車は一般的にリセールバリュー(数年後の下取り価格)が高い傾向にあります。購入時の価格だけでなく、長期的な視点でのコストも考慮に入れると良いかもしれません。

新型ESは価格上昇が見込まれるものの、それに見合うだけの価値ある進化を遂げていることが期待されます。公式発表を待ち、自身の予算やニーズに合ったグレード、オプションを慎重に検討することが大切です。

新型レクサスESの燃費と先代(ES300h)比較

ハイオク レギュラー ディーゼル 燃費

レクサスESのような上級セダンでも、燃費は重要な関心事です。ここでは新型ES350hの実燃費(WLTCモード)と、先代ES300hとの比較を見ていきます。

環境性能や経済性を重視する方にとって、燃費は無視できない指標です。新型ESでは、走行性能や快適性を高めつつ、燃費性能の向上も両立してくることが期待されます。

ES350hの燃費(WLTC)

新型ESのハイブリッド「ES350h」のWLTCモード燃費は、2WDが25.4km/L、4WD(E-Four)が24.8km/Lです(いずれも19インチタイヤ装着時/メディア公表値)。登場前の予想(23.5km/L前後)を上回り、先代から着実に改善しました。

WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な燃費測定基準であり、実際の走行状況に近い数値が出やすいとされています。

現行モデル(ES300h)との燃費比較

先代ES300h(FF)のWLTCモード燃費は22.3km/Lでした。新型ES350h(2WD)の25.4km/Lは約3.1km/Lの向上で、パーセンテージにすると約14%の改善です。動力性能を「300h」から「350h」相当へ引き上げながら燃費も伸ばした形になります。

モデル駆動方式WLTCモード燃費備考
先代 ES300h2WD22.3km/L実績値
新型 ES350h2WD25.4km/L約3.1km/L(約14%)向上
新型 ES350h4WD(E-Four)24.8km/L2WD比 約0.6km/L低下

わずかな差に感じるかもしれませんが、日々の走行距離が長い方や、長期間乗り続けることを考えると、この燃費向上は燃料代の節約に繋がります。

燃費向上の背景にある技術

新型ESの燃費向上の背景には、主にハイブリッドシステムの進化があります。

  • 最新世代ハイブリッドシステム: 新型ESには最新世代のハイブリッドシステムが搭載されています。エンジンの熱効率向上、モーター・バッテリーの小型軽量高効率化、エネルギー損失を抑える制御の最適化により、システム全体の効率が大きく向上しました。
  • 空力性能の改善: ファストバック化した新デザインが空気抵抗の低減にも貢献しており、特に高速走行時の燃費に効いています。
  • 車両重量: プラットフォームの改良や素材の見直しにより、装備が充実しても車両重量の増加を抑制、あるいは軽量化が実現されていれば、燃費向上に寄与します。

これらの進化が組み合わさり、動力性能を高めながら燃費も改善するという、相反する要素の両立を実現しています。

燃費に関する注意点

燃費について考える際には、以下の点に注意が必要です。

  • 4WD(E-Four)の燃費: ES350hの4WDはWLTC 24.8km/Lで、2WD(25.4km/L)より約0.6km/L低い程度に収まっています。走行安定性とのトレードオフは小さめです。
  • EVモデルの電費: EV(ES350e/ES500e)は、ガソリン燃費ではなく「電費」(交流電力量消費率)と「一充電走行距離」が性能指標となり、ハイブリッドの燃費とは尺度が異なります。
  • 実燃費との差: WLTCモード燃費は実走行に近いとされるものの、実際の燃費は運転の仕方(急発進・急加速の頻度)、エアコンの使用状況、道路の混雑状況、タイヤの種類や空気圧など、様々な要因によって変動します。カタログ燃費はあくまで目安として捉えることが大切です。

新型ESのハイブリッドモデルは、着実な燃費向上が期待できる一方で、選択する駆動方式や実際の使い方によって経済性は変わってきます。

新型レクサスESの安全・快適・インフォテインメント装備

8代目レクサスESは、デザイン・パワートレイン・価格・燃費以外にも、安全性・快適性・利便性の各方面で大きく進化しました。ここではその要点を整理します。

購入を検討している方は、これらの装備も踏まえて総合的に判断してください。

より高度化する先進安全装備「Lexus Safety System +」

安全性能は車選びにおいて最も重要な要素の一つです。新型ESには、レクサスの最新世代の予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」が標準装備されることは確実でしょう。

  • 機能の進化: 衝突被害軽減ブレーキ(プリクラッシュセーフティ)は、検知対象(車両、歩行者、自転車運転者、自動二輪車など)の拡大や、交差点での右左折時、出会い頭の事故対応能力などが向上すると考えられます。
  • 運転支援機能の充実: レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)やレーントレーシングアシスト(LTA)といった運転支援機能も、より精度が高く、自然な制御へと進化することが期待されます。
  • プロアクティブドライビングアシスト(PDA): 「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」といった運転状況に応じたリスクを先読みし、ステアリングやブレーキ操作を穏やかにアシストすることで、ドライバーの安全マージン確保に貢献します。この機能もさらに洗練される可能性があります。
  • ソフトウェアアップデート: 安全装備に関する機能も、OTA(Over-The-Air)によるソフトウェアアップデートに対応し、購入後も機能が改善・追加される可能性があります。

高度運転支援技術「Lexus Teammate」採用の可能性

さらに一歩進んだ運転支援技術として、「Lexus Teammate」が新型ESにも採用される可能性があります。

  • アドバンストドライブ(渋滞時支援): 高速道路などの自動車専用道路での渋滞時(0km/h~約40km/h)、一定の条件下でシステムがアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を支援し、ドライバーの疲労軽減に貢献します。ハンズオフ(手放し)運転が可能になる場合もあります。
  • アドバンストパーク(リモート機能付): 駐車が苦手な方には朗報となる機能です。スイッチ操作だけでシステムがステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト操作を制御し、スムーズな駐車(並列・縦列)を支援します。さらに、車外からスマートフォンの専用アプリを使って遠隔で駐車・出庫操作ができるリモート機能も搭載される可能性があります。

ただし、これらの高度な機能は上位グレード中心の設定、あるいはオプション扱いです。グレードごとの装備内容は見積もり時に確認してください。

大型化・高機能化するインフォテインメントシステム

現代の車に不可欠なインフォテインメントシステムも大幅に進化しました。

  • 14インチ大型タッチディスプレイ: インパネ中央に大型の14インチタッチディスプレイを搭載。ナビの視認性や各種機能の操作性が大きく向上しています。
  • コネクティビティの強化: スマートフォン連携も強化され、ワイヤレスのApple CarPlay/Android Autoに対応。ケーブル接続の手間なくスマホアプリを利用できます。
  • 自然対話型AI音声認識: 「Hey Lexus!」で起動し、エアコン調整・ナビ目的地設定・オーディオ操作などを自然な会話で行える音声認識を搭載しています。
  • OTAソフトウェアアップデート: ナビやマルチメディア機能、車両制御プログラムを通信(DCM)経由のOTAで最新化できます。ディーラーに行かずに機能改善・追加の恩恵を受けられます。

ボディサイズと快適性の向上

新型ESのボディサイズは、先代(全長4,975mm×全幅1,865mm×全高1,445mm、ホイールベース2,870mm)から大きく拡大し、全長は5,100mmを超えました。ホイールベースも延長され、後席の足元空間が広がっています(詳細な数値は公式諸元表で確認してください)。

改良されたGA-Kプラットフォームの採用でボディ剛性が向上し、振動・騒音もさらに抑えられ、レクサスが追求する静粛性や乗り心地は一段と高いレベルに達しています。ファストバック化で後席の頭上空間はやや変化していますが、足元空間の拡大とあわせてトータルの快適性は向上しています。

ここまで見てきたように、8代目レクサスESは、デザイン・電動化・安全装備・室内空間の全方位で進化した一台に仕上がっています。

レクサスES フルモデルチェンジ詳細と歴史

https://lexus.jp/models/es/
  • 中国発表マイナーチェンジとの関係は?
  • レクサスESの歴史:ウィンダムから現在まで
  • グローバルでのレクサスESの売れ行き
  • 新型レクサスES 注目カラーは何色?
  • レクサスESの中古市場の動向は?

中国発表マイナーチェンジとの関係は?

2025年発表の8代目フルモデルチェンジとは別に、2024年11月に中国で先に発表されたESの「マイナーチェンジ」モデルがあり、混同されることがあります。「中国で発表されたのが新型では?」と感じた方もいるでしょう。

ここでは、その中国向けマイナーチェンジモデルの内容と、8代目フルモデルチェンジとの関係を整理します。結論から言えば、両者は基本的に「別物」です。

2024年11月発表・中国向けマイナーチェンジの概要

まず、2024年11月に広州モーターショーで発表されたESについて振り返ってみましょう。これは現行7代目ESをベースとした改良モデル、つまりマイナーチェンジ版です。主な変更点は以下の通りでした。

  • エクステリア(外観):
    • フロント:ヘッドライト内のデイタイムランニングライトが「Z」を描くような新しいデザインに変更されました。また、スピンドルグリルの上部がボディ同色となり、レクサスLBXなどで採用された「ユニファイドスピンドル」の要素を取り入れた意匠となりました。
    • リア:近年のレクサス車に共通する左右一体型のテールランプ(一文字テール)が新たに採用されました。さらに、トランクリッド中央のエンブレムが従来の「L」マークから「LEXUS」の文字ロゴに変更されています。
  • インテリア(内装):
    • センターディスプレイが従来の12.3インチから14インチへと大型化されました。
    • エアコンやオーディオの調整用に、円形の小型ディスプレイが埋め込まれたダイヤルが新たに採用されました。これに伴い、従来インパネ中央下部に配置されていたエアコン操作用の物理ボタンは廃止され、多くがディスプレイ上のタッチ操作へと集約されています。
    • 中国市場で特に重視されるインフォテインメント機能において、音声認識機能が強化されました。
  • パワートレイン・基本骨格:
    • エンジンやハイブリッドシステム、プラットフォーム(GA-K)といった基本的なメカニズムに変更はありませんでした。ボディサイズも従来通りです。
    • ただし、中国市場でのラインナップが見直され、従来の「ES200」(2.0Lガソリン)、「ES260」(2.5Lガソリン)、「ES300h」(2.5Lハイブリッド)のうち、「ES260」が廃止され、ES200とES300hの2本立てとなりました。

グローバル向けフルモデルチェンジとの違い

上記の変更点を見ると、内外装のデザイン変更や装備のアップデートが中心であり、車の骨格やパワートレインには手が入っていないことがわかります。これは「マイナーチェンジ」の典型的な内容です。

一方、2025年4月に上海モーターショーで発表された8代目ESは「フルモデルチェンジ」であり、以下のような、より大規模な変更が行われました。

  • プラットフォーム: 先代と同じGA-Kプラットフォームをベースにしつつ、大幅な改良を実施。
  • パワートレイン: ハイブリッドシステムが最新世代(第5世代THS)に進化するほか、ES史上初となるEV(電気自動車)モデルの設定や、4WD(E-Four)の追加が噂されています。
  • デザイン: 単なる意匠変更にとどまらず、ボディ全体のシルエット(ファストバック化)やフロントフェイス(2段ヘッドライト)まで抜本的に刷新。
  • 先進技術: 安全装備や運転支援システム、インフォテインメントシステムなども最新世代へとアップデートされます。

変更の規模・内容・発表時期(2024年11月 vs 2025年4月)を比べると、中国向けマイナーチェンジと8代目フルモデルチェンジは、明確に別の開発プログラムのものです。

デザイン要素の共通性と影響

では、両者に全く関連性はないのでしょうか? デザイン面においては、一部共通する要素や影響が見られます。

例えば、中国版マイナーチェンジで採用された「一文字テールランプ」や「LEXUS文字エンブレム」、「14インチ大型センターディスプレイ」といった要素は、近年のレクサス車に共通して見られるデザイン言語やトレンドです。これらは、これから登場するグローバル版の新型ES(フルモデルチェンジ)にも同様に採用される可能性が極めて高いと言えるでしょう。先に中国市場のニーズに合わせてこれらの要素を先行投入した、と見ることもできます。

しかし、ティザー画像で示唆されているグローバル版新型ESのシルエットやフロントマスクは、中国版マイナーチェンジのデザインとは明らかに異なり、より大胆で未来的な印象を受けます。つまり、一部のデザイントレンドは共有しつつも、全体としては全く新しいデザインが与えられるということです。

なぜ中国市場向けに先行マイナーチェンジが行われたのか?

その背景には、いくつかの理由が考えられます。

  1. 中国市場の特異なニーズへの対応: 中国のユーザーは、車の先進性を示す大型ディスプレイや高度な音声認識機能などを特に重視する傾向があります。今回のマイナーチェンジは、そうした中国市場特有の要求に素早く応える狙いがあったのかもしれません。
  2. 競争力維持のための「繋ぎ」: 中国市場は競争が非常に激しく、次々と新しいモデルが登場します。グローバルでのフルモデルチェンジを待っていては、商品力が陳腐化してしまう恐れがあります。そこで、現行モデルの商品力をアップデートすることで、新型登場までの競争力を維持しようとした可能性があります。
  3. 生産・開発リソースの効率化: グローバル向けフルモデルチェンジとは別に、比較的小規模な改良を特定の市場向けに行うことで、開発リソースを効率的に配分する狙いもあったかもしれません。

いずれにしても、2024年11月の中国発表は、あくまで中国市場向けのテコ入れ策であり、私たちがこれから目にするであろうグローバル向けの新型ES(フルモデルチェンジ)は、それを遥かに超える規模での進化を遂げたモデルとなるはずです。上海モーターショーでの正式発表で、その全貌が明らかになるのが待たれます。

レクサスESの歴史:ウィンダムから現在まで

画像:Unicarinfo作成

レクサスESは、1989年のレクサスブランド誕生時からラインナップされている、歴史あるモデルです。その歩みは、日本のユーザーにとっては「トヨタ・ウィンダム」の名と共に記憶されている部分も多いでしょう。ここでは、ESがどのように生まれ、進化してきたのか、その歴史を紐解いていきます。

ESの歴史を知ることは、この車が持つキャラクターや、レクサスブランドにおける位置づけを理解する上で役立ちます。

誕生:レクサスブランド黎明期を支えた初代ES (1989年)

1989年、トヨタは北米市場を中心に展開する高級車ブランド「レクサス」を立ち上げました。その船出を飾ったのが、フラッグシップセダンの「LS400」と、今回主役の「ES250」です。

  • ベース車両: 初代ES250のベースとなったのは、当時の「トヨタ・カムリ プロミネント」でした。これは、通常のカムリよりも上級なV型6気筒エンジンを搭載したモデルです。ES250は、このカムリ プロミネントをベースに、専用の内外装デザインと、より高品質な仕立てが与えられました。
  • 車名の由来と役割: 「ES」は「Executive Sedan(エグゼクティブ・セダン)」の略称です。最高級のLSに対して、より多くの顧客層にアピールする、いわばレクサスの「エントリーラグジュアリー」としての役割を担っていました。FF(前輪駆動)レイアウトによる広い室内空間と、V6エンジンによるスムーズな走りが特徴でした。LSと共に、レクサスブランドの初期イメージ「静粛性、快適性、高品質」を築き上げる上で重要な貢献を果たしました。

日本での「ウィンダム」時代 (2代目~4代目ES / 1991年~2006年)

1991年に登場した2代目ES(ES300)からは、日本国内でも販売が開始されました。ただし、当時はまだ日本でレクサスブランドが展開されていなかったため、「トヨタ・ウィンダム」という名前で販売されました。

  • ウィンダムとしての人気: 2代目から4代目のESは、日本ではウィンダムとして販売され、人気を博しました。特にバブル経済期に登場した初代ウィンダム(2代目ES)は、「セルシオ(LS)の再来」とも評されるほどの静粛性や高級感を、比較的手の届きやすい価格で実現したことで、大ヒットモデルとなりました。
  • 代々の進化: ウィンダム(ES)は代を重ねるごとに大型化し、装備も充実させていきました。一貫してカムリ系のFFプラットフォームをベースとし、V6エンジンを搭載。滑らかな乗り心地と広い室内空間を特徴とする、日本市場におけるアッパーミドルクラスの代表的なセダンとして認知されていました。

海外専売モデルへの移行 (5代目・6代目ES / 2006年~2018年)

2005年に日本国内でもレクサスブランドが正式に展開を開始します。しかし、それと入れ替わるように、2006年に登場した5代目ES(および国内でのウィンダム)は日本市場には導入されず、ESは再び海外、特に北米市場を中心とした専売モデルとなりました。

  • 日本市場不在の理由: 当時、日本でのレクサスブランドは、FR(後輪駆動)モデルを中心としたスポーティでプレミアムなイメージを構築しようとしていました。FFベースのESは、そのブランド戦略に合致しないと判断された可能性があります。また、国内にはクラウンなどの強力なライバルも存在していました。
  • 海外での進化: 海外市場ではESは着実に進化を続けました。5代目からはハイブリッドモデル「ES300h」が初めて設定され、燃費性能も重視する層にアピールします。さらに2012年に登場した6代目では、ベース車両を従来のカムリ系から、北米トヨタのフラッグシップFFセダンである「アバロン」に変更。ボディサイズがさらに拡大し、より堂々とした風格と広い室内空間を獲得しました。この6代目は、特に北米と中国でレクサスの主力車種として大きな成功を収めます。

日本市場への凱旋と現在 (7代目ES / 2018年~)

そして2018年、ついに7代目となる現行ESが、日本市場に「レクサスES」として初めて正式導入(ウィンダム時代を含めると実質的な再導入)されました。

  • GA-Kプラットフォームの採用: 現行ESは、最新のTNGA(Toyota New Global Architecture)思想に基づいた「GA-Kプラットフォーム」を採用。これは最新のカムリやRAV4などとも共通するプラットフォームです。これにより、低重心でワイドな、よりスポーティなプロポーションを実現しました。ベース車両は再びカムリ系に戻った形です。
  • 日本仕様の特徴: 日本市場に導入されたのは、2.5L直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデル「ES300h」のみです。また、量産車として世界で初めて「デジタルアウターミラー」(ドアミラーの代わりにカメラと車内モニターを使用するシステム)をオプション設定したことでも話題となりました。
  • 現在の立ち位置: 現行ESは、スポーティなFRセダンである「IS」と、フラッグシップの「LS」の中間に位置づけられています。FFレイアウトならではの広い室内空間と優れた燃費性能、そしてレクサスならではの静粛性・快適性を兼ね備えた、ブランドを代表するラグジュアリーセダンとして、独自のポジションを確立しています。

このように、レクサスESは時代とともにベース車両や販売地域を変えながらも、「快適で上質な移動空間を提供する」という本質は変えずに進化を続けてきました。そして2026年、8代目が日本でも発売され、その歴史に新たな1ページが加わりました。

グローバルでのレクサスESの売れ行き

レクサスESについて語る上で、日本国内でのイメージだけでなく、グローバル市場、特に北米と中国でいかに成功しているかを知ることは非常に重要です。日本ではセダン市場全体の縮小もあり、ESの存在感はやや控えめに感じるかもしれませんが、世界的に見ればレクサスブランドの屋台骨を支える大ヒットモデルなのです。

ここでは、レクサスESがグローバル市場でどのような評価を受け、どれほどの販売実績を上げているのかを解説します。

北米市場:レクサスセダンのベストセラー

レクサスブランドが誕生した北米市場において、ESは長年にわたり非常に重要な役割を果たしてきました。

  • ブランド初期からの貢献: 1989年のブランド立ち上げ時からLSと共にラインナップされ、レクサスの「品質」「信頼性」「快適性」といったブランドイメージを築き上げる上で不可欠な存在でした。LSが高価格帯であったのに対し、ESはより幅広い層にレクサスブランドを浸透させる役割を担いました。
  • セダン販売の主力: 北米市場では、レクサスのセダンラインナップ(IS, ES, LSなど)の中で、ESが継続的に最も多くの販売台数を記録しています。これは、アメリカの消費者がセダンに求める快適性、広い室内、信頼性、そしてブランドステータスといった要素を、ESが高いレベルで満たしていることの証左と言えるでしょう。
  • カムリベースの安心感: トヨタ・カムリが北米で長年ベストセラーカーの一つであることも、その信頼性の高いプラットフォームを共有するESへの安心感に繋がっていると考えられます。

北米市場での成功が、ESがグローバルモデルとして継続的に開発され、進化を続けてこられた大きな理由の一つです。

中国市場:驚異的な成長と100万台達成

近年、レクサスESの人気が特に目覚ましいのが中国市場です。

  • 富裕層からの絶大な支持: 中国経済の発展に伴い、高級車市場も急速に拡大しました。その中でレクサスESは、そのステータス性、品質の高さ、そして特に後席を含めた室内の広さや快適性が高く評価され、富裕層を中心に絶大な人気を獲得しています。
  • 累計販売100万台突破: その人気を象徴するのが、2024年8月に達成された中国国内におけるESの累計販売台数100万台突破です。これは、単一車種としてはもちろん、レクサスブランド全体としても中国市場における大きなマイルストーンとなりました。
  • 市場ニーズへの対応: 2024年11月の中国向けマイナーチェンジでは、大型ディスプレイや高度な音声認識機能といった、中国のユーザーが特に好む装備が強化されました。これは、レクサスがいかに中国市場を重視し、そのニーズに応えようとしているかの表れです。新型(フルモデルチェンジ)のワールドプレミアの場として上海が選ばれたのも、こうした背景があると考えられます。

グローバルブランド「レクサス」におけるESの位置づけ

世界全体で見ると、レクサスESは、人気SUVである「RX」と並んで、レクサスブランドのグローバル販売台数を牽引する最も重要なモデルの一つです。特定の地域だけでなく、北米、中国、ヨーロッパ、中東、アジアなど、世界中の多くの国と地域で販売され、安定した人気を誇っています。

  • 基幹モデルとしての役割: ESは、レクサスブランドの販売基盤と収益を支える「基幹モデル」です。このモデルが安定して売れ続けることが、ブランド全体の持続的な成長や、フラッグシップモデル、スポーツモデル、あるいは先進技術への投資を可能にしています。
  • ブランドイメージへの貢献: ESが提供する静粛性、快適性、品質といった価値は、レクサスブランド全体のイメージを形成する上で重要な要素となっています。

日本市場での立ち位置再確認

前述の通り、日本市場でのESの販売状況は、北米や中国とは異なります。セダン市場の縮小や、クラウンをはじめとする国内の強力なライバル、そしてSUV人気といった要因が影響しています。

しかし、2018年の再導入以降、ESは日本市場においても独自のポジションを築いています。特に、他のレクサスセダン(IS, LS)にはないFFレイアウトならではの広々とした室内空間、優れたハイブリッド燃費、そして卓越した静粛性・快適性は、特定のユーザー層から根強い支持を得ています。今回のフルモデルチェンジによって、日本市場での評価がさらに高まるかどうかも注目されるポイントです。

このように、レクサスESはグローバルで見れば大成功を収めているモデルであり、その実績が次期型への期待をさらに高めていると言えるでしょう。

新型レクサスESのカラーラインナップ

ES カラー
https://lexus.jp/models/es/pdf/es_catalog.pdf

ボディカラーやインテリアカラーは、性能や装備と同じくらい重要な選択要素です。特にレクサスのようなプレミアムブランドでは、カラーが車の印象やオーナーの個性を大きく左右します。8代目ESでも、定番色と先進的なソニックカラー、そして挑戦的なインテリアカラーが用意されています。

以下は、レクサスの近年のカラー展開と、中国向けマイナーチェンジ・8代目ESの情報をもとにした整理です。最終的な設定色はレクサス公式サイトやカタログで確認してください。

ボディカラー:定番色と新色の融合に期待

エクステリアのボディカラーは、車の第一印象を決める重要な要素です。新型ESでは、定番の人気色に加え、レクサスならではの先進的なカラーが設定されることが予想されます。

  • 継続が予想される定番色:
    • ホワイト系: 清潔感と高級感を併せ持つ「ソニッククォーツ」は、引き続き設定される可能性が高いでしょう。リセールバリューも安定している人気色です。
    • ブラック系: 重厚感と精悍さを演出する「グラファイトブラックガラスフレーク」も、定番色として残ると考えられます。こちらも人気が高く、手堅い選択肢です。
    • シルバー系: 金属的な質感が魅力の「ソニックチタニウム」や、より輝度の高い「ソニックイリジウム」など、シルバー系のバリエーションも継続されるでしょう。落ち着いた印象を好む層に支持されます。
  • 期待される新しい「ソニック」カラー:
    • レクサスは近年、光の当たり方によって陰影が美しく変化する「ソニック」系の塗装技術に力を入れています。「ソニッククロム」のような、より金属を削り出したような質感を持つ新色や、新たな有彩色のソニックカラーが登場するかもしれません。
  • 深みのある有彩色:
    • 情熱的な「レッドマイカクリスタルシャイン」や、知的な印象の「ディープブルーマイカ」のような、深みと彩度を両立させたカラーも、選択肢として用意される可能性があります。ティザー映像ではダーク系のカラーに見えましたが、これがどのような色なのか注目です。
  • F SPORT専用色:
    • もしスポーティグレードである「F SPORT」が設定されるならば、他のグレードでは選べない専用色が用意されるでしょう。純白の「ホワイトノーヴァガラスフレーク」や、鮮烈な青の「ヒートブルーコントラストレイヤリング」(メーカーオプション)などが候補として考えられます。

インテリアカラー:上質さと個性の表現

インテリアカラーは、ドライバーや同乗者が常に触れる空間の雰囲気を決定づけます。新型ESでは、素材の質感向上と共に、多彩なカラーコーディネートが期待されます。

  • 定番カラーと素材:
    • ブラック: 最もオーソドックスで汚れも目立ちにくいブラック内装は、引き続き設定されるでしょう。本革や合成皮革など、素材の質感にも注目です。
    • ブラウン系: 落ち着きと温かみのある「ノーブルブラウン」のようなカラーも、上級グレードを中心に設定される可能性があります。ウッドパネルとの組み合わせで、よりクラシックで高級な雰囲気を演出できます。
    • ベージュ/クリーム系: 「リッチクリーム」や「オーカー」のような明るい内装色は、室内を広く明るく見せる効果があります。ただし、汚れが目立ちやすいという側面もあります。
  • 新たなカラースキームへの期待:
    • バイカラー/ツートーン: 近年のデザイントレンドとして、シートやドアトリムなどで2色を組み合わせる「バイカラー」内装が採用されるかもしれません。色の組み合わせによって、モダンにもシックにも演出できます。
    • アクセントカラー: ステッチの色を変えたり、シートの一部に異なる色の素材を用いたりすることで、さりげなく個性を主張する手法も考えられます。
  • 中国版マイナーチェンジからのヒント:
    • 2024年の中国向けマイナーチェンジモデルでは、「クリムゾン(深紅)×ソリスホワイト(?)」という、非常に大胆で目を引くインテリアカラーが設定され、SNSなどで大きな話題となりました。このような挑戦的なカラーが、グローバルモデル、あるいは特別仕様車などで採用される可能性もゼロではないでしょう。レクサスがインテリアカラーでどのような新しい提案をしてくるか、楽しみな部分です。
  • F SPORT専用内装:
    • 「F SPORT」では、ブラックを基調としながら、シートサイドやステッチに「フレアレッド」や「ダークローズ」といったアクセントカラーを用いた、スポーティで情熱的なインテリアが設定されることが予想されます。専用のアルミパネルなども組み合わされるでしょう。

カラー選択におけるポイント

ボディカラーやインテリアカラーを選ぶ際には、以下の点も考慮に入れると良いでしょう。

  • 個人の好み: 何よりも、ご自身の好きな色、心地よいと感じる色を選ぶことが大切です。
  • リセールバリュー: 一般的に、ホワイト、ブラック、シルバーといった定番色は、中古車市場でも人気が高く、リセール時に有利になる傾向があります。個性的な色は、売却時に好みが分かれる可能性があります。
  • 汚れの目立ちやすさ: ボディカラーでは濃色系(特にブラック)は洗車キズや汚れが目立ちやすく、淡色系は水垢などが目立つことがあります。インテリアカラーでは、明るい色は汚れが付くと目立ちやすい傾向があります。
  • 組み合わせ: ボディカラーとインテリアカラーの組み合わせによって、車の印象は大きく変わります。全体の調和を考えて選ぶと良いでしょう。
  • 実車・サンプル確認: カタログやWebサイトの色味は、実際の見え方と異なる場合があります。可能な限り、ディーラーで実車のカラーサンプルを確認することをお勧めします。

新型レクサスESがどのような魅力的なカラーを纏って登場するのか、正式な発表を楽しみに待ちたいところです。

レクサスESの中古市場の動向は?

8代目が登場し、新車価格が790万円〜まで上がったことで、「先代7代目の中古を狙うほうが割安では?」と考える方も増えています。レクサスESは中古車市場でも一定の人気を保つモデルで、新型の登場は先代の中古相場に影響します。

ここでは、主に現行7代目レクサスES(2018年~)の中古車市場の現状と、今後の動向予測、そして中古車選びのポイントについて解説します。

現行7代目ES 中古車相場の現状

現行7代目ESは、2018年10月の発売から時間が経過し、中古車市場での流通台数も増えてきています。それに伴い、価格も徐々にこなれてきています。

  • 価格帯の目安: 2026年時点で、走行距離・年式・グレード・状態によって価格は大きく異なりますが、おおむね以下の傾向です(新型登場で流通量が増え、相場はやや軟化傾向)。
    • 初期モデル(2018年~2019年式): 走行距離が5万km前後のものであれば、300万円台後半から400万円台前半の価格帯で見つけることが可能です。ただし、状態の良いものは依然として高値を維持しています。
    • 中期モデル(2020年式~マイナーチェンジ前): 400万円台が中心となります。
    • 後期モデル(2021年8月マイナーチェンジ後): 内外装の意匠変更や装備のアップデートが行われたモデルです。まだ高年式であり、500万円以上の価格帯が中心となります。
  • 走行距離の影響: 中古車価格は走行距離に大きく左右されます。一般的に、年間走行距離1万kmが目安とされ、それを大きく超えている場合は価格が下がる傾向にあります。特に5万km、10万kmといった節目で価格が変動しやすいです。
  • グレードによる価格差:
    • version L: 最上級グレードであり、セミアニリン本革シートや後席周りの快適装備などが充実しています。中古市場でも人気が高く、最も高値で取引される傾向にあります。
    • F SPORT: スポーティな内外装デザインや専用チューニングサスペンションを備えています。こちらも人気がありますが、「version L」よりはやや低い価格帯で見つかることが多いです。
    • 標準グレード: 基本的な装備は備わっていますが、上記2グレードと比較すると流通量はやや少なく、価格も最も手頃になります。

中古車選びのポイントと注意点

レクサスESの中古車を選ぶ際には、いくつかのポイントと注意点があります。

  • レクサス認定中古車「CPO」という選択肢:
    • メリット: レクサスディーラーが販売する認定中古車「CPO (Certified Pre-Owned)」は、最大の魅力はその品質と保証です。レクサスが定める厳しい基準(納車前点検90項目以上、12項目の認定基準)をクリアした車両のみがCPOとして販売されます。さらに、2年間・走行距離無制限の保証が付帯し、全国のレクサスディーラーで保証修理を受けられます。新車購入時と同様の「レクサスオーナーズデスク」などのサポートも利用可能です。価格は高めですが、安心して購入したい方には最適です。
    • デメリット: 一般の中古車販売店の車両と比較すると、価格設定は高めになります。
  • 一般中古車販売店の車両:
    • メリット: CPOよりも幅広い価格帯や仕様の車両が見つかる可能性があります。価格交渉の余地がある場合もあります。
    • デメリット: 車両の状態は玉石混淆です。修復歴(事故歴)の有無、整備記録簿の内容、保証の有無とその内容などを、購入前に徹底的に確認する必要があります。信頼できる販売店を選ぶ眼力も求められます。第三者機関による車両状態評価書が付いていると、より安心です。
  • 確認すべき装備:
    • デジタルアウターミラー: ESの特徴的な装備ですが、オプション設定です。装着されているか、またその動作に問題がないか確認しましょう。
    • マークレビンソン サウンドシステム: 高品質なオーディオシステムもオプションです。音楽好きなら確認したいポイントです。
    • サンルーフ: 開放感を得られる装備ですが、こちらもオプション。
    • これらは後付けが困難なため、希望する場合は装着済みの車両を探す必要があります。

フルモデルチェンジが中古車相場に与える影響

一般的に、新型モデル(フルモデルチェンジ)が登場すると、旧型となったモデルの中古車相場は下落する傾向にあります。

  • 価格下落のメカニズム:
    • 新型への買い替え需要により、旧型モデルが下取りなどで中古車市場に多く流通するようになります(供給増)。
    • 新しいデザインや性能を持つ新型が登場することで、旧型モデルの魅力が相対的に低下し、需要が減少する可能性があります。
  • 下落幅やタイミング: 下落の度合いや時期は、新型モデルの価格設定、性能やデザインの進化度、旧型モデルの人気度などによって異なります。新型のデザインが不評だったり、価格が大幅に上昇したりした場合は、旧型モデルの中古車相場が一時的に下げ止まる、あるいは逆に需要が高まるケースも考えられます。
  • 今回のESの場合: 新型ESはデザインが大きく変わり、EVも追加され、新車価格が約190万円上がりました。進化幅と値上げ幅がともに大きいため、先代7代目の中古相場には下落圧力がかかる一方、「新車より数百万円安くレクサスの上級セダンに乗れる」という理由で需要は底堅く、極端な暴落は起きにくいと見られます。

中古車購入のタイミングは?

  • 価格重視なら: フルモデルチェンジが発表され、新型が発売されてからしばらく経ち、中古車市場での流通量が増え、相場が落ち着いてきた頃が、価格的には狙い目となるでしょう。
  • 状態や仕様を重視するなら: 相場の下落を待つ間に、希望するグレード・色・オプションを備えた良個体が売れてしまうこともあります。条件の良い車が見つかったら、相場を見つつも早めの決断が必要です。

レクサスESの中古車は、新車に比べて手頃な価格でレクサスブランドの魅力を味わえる選択肢です。しかし、高価な買い物であることに変わりはありません。車両の状態や保証内容をしっかりと確認し、信頼できる販売店から購入することが重要です。フルモデルチェンジの動向も注視しながら、ご自身の予算やニーズに合った一台を見つけてください。

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レクサスES フルモデルチェンジ情報のポイントまとめ

  • 新型(8代目)レクサスESは2025年4月の上海モーターショーで世界初公開された
  • 日本国内での発売日は2026年6月11日
  • デザインは流麗なクーペ(ファストバック)風シルエットを採用
  • フロントは斬新な2段構成ヘッドライトを採用
  • リアは一文字テールランプ、エンブレムはLEXUS文字ロゴに変更
  • ハイブリッドは「ES350h」へ進化、WLTC燃費25.4km/L(2WD・19インチ)に向上
  • ES350hに電気式4WD「E-Four」を新設定(810万円)
  • ES史上初のEV「ES350e」(790万円〜)「ES500e」(830万円〜)を設定
  • 車両価格は790万〜920万円で、先代(602万円〜)から約190万円上昇
  • 安全装備は最新「Lexus Safety System +」を搭載する
  • 高度運転支援「Lexus Teammate」や14インチ大型ディスプレイを搭載
  • 車内には14インチ大型ディスプレイなど最新インフォテインメントが搭載される
  • 2024年発表の中国向けマイナーチェンジは今回のフルモデルチェンジとは異なる
  • ESは過去に「トヨタ・ウィンダム」として日本で人気を博した歴史を持つ
  • 新型登場と値上げにより、先代7代目の中古相場は軟化傾向だが需要は底堅い
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