みなさん、こんにちは。Unicarinfoのかんりにんです。
最近、クルマ好きの間で大きな話題になっている日産とWayveの提携、もうチェックしましたか。日産が本気で開発を進める次世代プロパイロットは、これまでの運転支援とは次元が違うと噂されています。特にアリアを使った実証実験や、AIが学習して進化する仕組みには驚かされますよね。いつ発売されるのか、自動運転レベルはどうなるのか、そして今後の株価への影響まで気になっている方も多いはずです。今回は、そんな疑問を徹底的に深掘りしていきます。
- 日産とWayveが開発するAI自動運転の革新的な仕組み
- 地図を使わない走行や他社との技術的な違い
- 2027年度を目処とした具体的な発売時期と展望
- 今回の戦略的提携が市場に与えるインパクトの大きさ
日産とWayveが描く次世代プロパイロットの全貌
まずは、今回の提携で日産が目指している技術の核心部分について見ていきましょう。従来のシステムとは根本的に異なるアプローチが採用されていて、知れば知るほどワクワクしてきますよ。
WayveのAI技術がすごい理由と仕組み
今回のニュースで一番の衝撃だったのは、なんといってもWayveが提唱する「AV2.0」という新しい考え方です。これまでの自動運転開発(AV1.0)のアプローチについて、少し詳しくお話ししましょう。従来の手法では、人間がプログラマーとして一生懸命に「ルール」を記述していました。「もし信号が赤なら止まる」「もし前方に人がいたら減速する」「もし工事現場があったら右に避ける」といった具合です。これを「If-Then(もし〜ならば〜する)」ルールと呼びますが、この方法には致命的な限界がありました。現実の道路状況は無限に複雑で、例えば「工事現場の誘導員さんが手信号で『進め』と言っているが、信号機は赤」というような矛盾した状況や、地方の独特な交差点の形状など、事前に全てのパターンをルール化して書き込むことは事実上不可能だからです。
でも、それだと現実の複雑な道路状況すべてに対応するのは無理があります。そこで登場するのが、Wayveの「End-to-End AI」です。
End-to-End AIとは?
カメラからの映像データをAI(ニューラルネットワーク)に入力すると、直接「ハンドルをどれくらい切るか」「ブレーキをどう踏むか」という答えを出力する仕組みです。人間がルールを教えるのではなく、AIが大量の走行データから自ら「運転のコツ」を学習します。
これって、ChatGPTが大量の文章を読んで言葉を覚えるのと似ていて、Wayveはこれを「Embodied AI(身体性AI)」と呼んでいるそうです。従来のAIが「画像認識」や「経路計画」といった個別のタスクごとに分かれていたのに対し、End-to-End AIは入力から出力までが巨大な一つのニューラルネットワークで繋がっています。これにより、AIは単に物体を認識するだけでなく、「文脈」を理解できるようになります。例えば、「前方の車が少しふらついているから、いつもより車間距離を空けておこう」とか、「対向車が道を譲ってくれそうだから、ゆっくり進もう」といった、ベテランドライバーが経験則で行っているような直感的な判断が可能になるのです。日産がこの技術に賭けたのは、ルールベースの限界を突破し、人間のような柔軟性を持った運転システムを実現するためであり、まさに自動車の知能化におけるパラダイムシフトと言えるでしょう。
地図レスで進化する走行能力の秘密
私たちが普段使っているカーナビや従来のプロパイロット2.0は、cm単位の「高精度地図(HDマップ)」がないと機能しませんでした。でも、この地図を作るのも維持するのも、ものすごいコストと手間がかかるんです。HDマップを作成するには、高価な計測車両で日本中の道路を走り回り、白線の位置、標識の場所、信号機の高さなどを3次元データとして記録する必要があります。しかも、道路は日々新設されたり、工事で形状が変わったりしますから、常に最新の状態に更新し続ける運用コストは莫大です。実際、プロパイロット2.0が高速道路限定である理由の一つも、一般道のHDマップを全国規模で整備・維持することが現実的に困難だからだと言われています。
今回の次世代プロパイロットが画期的なのは、「地図に依存しない(Mapless)」という点です。AIがその場の映像を見て「ここは走れる」「ここは止まるべき」と判断するので、初めて走る道でも問題なく走行できる能力を持っています。
ここがポイント!
Wayveはロンドンで鍛えたAIモデルを日本に持ち込んで実験した際、日本の交通ルールを学習していなくてもある程度走れてしまったそうです。さらに、日本のデータを少し追加学習させただけで、あっという間に日本の道路に適応したとのこと。この「汎用化能力」の高さは本当に驚きですね。
この「汎用化(Generalization)」こそが、Wayveの技術の真骨頂です。特定の場所の地図を丸暗記して走るのではなく、「道とはこういうものだ」「交差点とはこういうものだ」という概念そのものを学習しているため、ロンドンの狭い路地で学んだ運転スキルが、横浜の裏道でもそのまま通用するのです。日産が行った実証実験では、日本の道路標識や左側通行のルールを含むデータをわずかに追加学習(ファインチューニング)させただけで、AIのパフォーマンスが劇的に向上したと報告されています。これにより、日産はグローバル展開において、国ごとにゼロからシステムを作り直す必要がなくなり、圧倒的なスピードで世界中の市場へ最新の自動運転技術を届けることが可能になります。地図の呪縛から解き放たれたクルマは、本当の意味での「どこへでも行ける自由」を私たちに提供してくれるはずです。
テスラの自動運転と比較した強み
「AIで走る」と聞くと、やっぱり気になるのがテスラ(Tesla)との違いですよね。テスラも「FSD(Full Self-Driving)」でAIを使っていますが、決定的な違いが一つあります。
それは、センサーの構成です。
- テスラ
- カメラのみ(Vision-only)で、人間の目と同じように判断する方針。
- 日産×Wayve
- カメラに加えて、レーダーやLiDAR(ライダー)を組み合わせる方針。
日産は「機械は人間よりも安全でなければならない」という考えのもと、物理的に距離を正確に測れるLiDARを必須としています。これにより、逆光でカメラが見えにくい時や、暗闇でも、物理的に物体があるかどうかを正確に検知できるんです。テスラのイーロン・マスク氏は「人間は目(カメラ)だけで運転できているのだから、車もカメラだけで十分だ。LiDARは高価で不要な松葉杖だ」と主張し、車両からレーダーや超音波センサーすら排除してしまいました。確かにコストダウンやシステムのスリム化という点では合理的ですが、AIがカメラ映像の解釈を間違えた場合(例えば、白いトレーラーを空と見間違えるなど)、バックアップとなるセンサーが存在しないというリスクも孕んでいます。
対して日産のアプローチは、コストがかかっても「安全の冗長性(Redundancy)」を最優先するというものです。次世代LiDARは300メートル先の物体まで正確に検知できる能力を持っており、カメラが苦手とする西日が差し込む逆光環境や、街灯のない真っ暗な夜道、あるいは濃霧の中でも、「そこに物理的な障害物がある」という事実を揺るぎなく伝えてくれます。WayveのAIがどれほど賢く運転プランを立てても、最終的にこのLiDARの情報と照らし合わせて「物理的にぶつかる可能性がある」と判断されれば、システムは強制的にブレーキをかけます。この「AIの賢さ」と「物理センサーの頑実さ」の二段構えこそが、既存の自動車メーカーである日産ならではの信頼感であり、家族を乗せる車として選ぶ際の大きな安心材料になると私は考えています。
従来のプロパイロットとの違いを解説
私が以前乗っていたボルボのパイロット・アシストも優秀でしたが、日産のプロパイロット2.0も「高速道路での手放し運転」を実現していて素晴らしい技術です。プロパイロット2.0は、高精度地図データが存在する高速道路の本線上において、ドライバーが前方を注視していることを条件に、ステアリングから手を離す「ハンズオフ」を可能にしました。これは長距離ドライブの疲労を劇的に軽減してくれる画期的な機能でしたが、あくまで「高速道路」かつ「地図が完璧に整備された区間」という限定された条件下でのみ作動するものでした。料金所の手前や、地図データのないジャンクション、合流地点などでは機能が解除され、ドライバーが運転を引き継ぐ必要があったのです。
| 機能 | 従来のプロパイロット2.0 | 次世代プロパイロット |
|---|---|---|
| 走行エリア | 高精度地図がある高速道路のみ | 一般道を含むあらゆる道路(目標) |
| 地図依存 | 必須(HDマップ) | 不要(地図レス) |
| 進化の仕方 | 地図更新とプログラム改修 | 走行データによるAIの自己学習 |
最大の違いは、やはり「高速道路限定」から「ドア・ツー・ドア(自宅から目的地まで)」への進化でしょう。市街地の複雑な交差点や、白線が消えかかっているような道でも支援してくれるようになるなんて、夢のようですね。次世代プロパイロットでは、高速道路を降りた後の一般道でもシームレスに支援が継続されます。例えば、自宅を出発して最寄りのインターチェンジに向かうまでの市街地走行、高速道路での移動、そして目的地周辺の複雑な道路状況まで、一貫してAIが運転をサポートしてくれる世界観です。これは単に「楽ができる」というだけでなく、うっかりミスによる事故のリスクを全行程で減らしてくれることを意味します。また、従来のシステムでは対応できなかった「工事による車線規制」や「路肩に停車中の配送トラックの回避」といった日常的なイレギュラーな場面でも、AIが状況を見て滑らかに避けてくれるようになります。まさに、熟練した運転手が隣で補助してくれているような感覚に近いのかもしれません。
LiDARとカメラによる安全性の確保
AIは賢いですが、時には「ハルシネーション(幻覚)」と呼ばれる間違いを起こす可能性もゼロではありません。これは生成AIがもっともらしい嘘をつくのと同様に、自動運転AIが存在しない障害物を認識して急ブレーキをかけたり、逆にあるはずの道がないと判断したりする現象です。命を預かる自動車において、このようなエラーは許されません。そこで日産が重視しているのが、「Ground Truth Perception(グラウンド・トゥルース・パーセプション)」という技術です。
これは、AIの判断を鵜呑みにせず、LiDARなどのセンサーで「物理的な真実(本当にそこに壁があるか、人がいるか)」を常に監視する仕組みです。具体的には、WayveのAIが「ここを通れる」という経路(パス)を生成したとしても、日産側が制御するGround Truth Perceptionシステムが、LiDARやレーダーの生データに基づいてその経路の物理的な安全性を瞬時に検証します。もしLiDARが「その経路には障害物がある」と検知すれば、AIの指令を却下して安全な停止や回避行動を優先させるのです。いわば、自由奔放で才能あるAIドライバーに対して、冷静沈着な教官が常にブレーキペダルに足を乗せて監視しているような構成になっています。
安全へのこだわり
日産のデモンストレーションでは、対向車から飛んできたタイヤを避けたり、その直後の飛び出しにも対応したりと、人間でも冷や汗をかくような状況をクリアしています。AIの「柔軟さ」と、LiDARの「堅実さ」をハイブリッドにしている点が、個人的には一番信頼できるポイントだと感じています。
実際に公開された映像では、テストコース内で対向車線からタイヤが転がってくるという極端な状況下で、車両がスムーズにステアリングを切って回避する様子が確認されました。さらに驚くべきは、タイヤを避けた直後に死角から歩行者ダミーが飛び出してくるという二重のトラップに対しても、間髪入れずにブレーキを作動させて停止していたことです。これは、事前にプログラムされた動きではなく、AIがリアルタイムに状況を認識し、その場の判断で最適解を導き出した結果です。ルールベースでは「タイヤを避ける」というプログラムと「人を避ける」というプログラムが干渉してフリーズしてしまうような複雑な状況でも、End-to-End AIなら全体を俯瞰して対処できる。そして万が一AIが判断を誤っても、LiDARが物理的に衝突を防ぐ。この二重の安全網こそが、日産が目指す次世代の安全性なのです。
日産とWayveの次世代プロパイロット導入計画

技術的な凄さがわかったところで、次は私たちが実際にその技術を体験できる日がいつ来るのか、具体的なスケジュールや市場への影響について整理してみます。
搭載モデルの発売時期はいつになるか
気になる発売時期ですが、日産の公式発表によると、2027年度(2027年4月~2028年3月)に最初の搭載モデルを日本市場へ投入する計画とのことです。(出典:日産自動車ニュースルーム『日産とWayve、次世代運転支援技術の量産車への搭載に向けた協業契約を締結』)
「もう少し先かな?」と思うかもしれませんが、自動車の開発サイクルを考えると、もう目前まで迫っていると言えます。通常、新型車の開発には4〜5年かかると言われていますが、2025年末の時点で最終契約を結び、2027年度に発売するというスピード感は、日産がいかにこのプロジェクトを最優先事項として進めているかの証拠でもあります。その後、北米や中国などグローバル市場へも展開されていく予定です。特に北米市場はテスラのFSDが広く普及している激戦区ですが、地図レスで導入できるWayveの技術があれば、広大なアメリカの道路網にも迅速に適応できるため、強力な対抗馬となることが期待されています。
どの車に乗るの?
具体的な車種名はまだ明かされていませんが、高級車だけでなく「幅広い車種」への展開が予定されています。もしかしたら、次期エルグランドやスカイライン、あるいはセレナクラスにも搭載される日が来るかもしれませんね。
かつてプロパイロット2.0がスカイラインで初採用されたように、まずはブランドを象徴するフラッグシップモデルやEVのアリア、あるいはリーフの後継モデルでの採用が濃厚ですが、日産はこの技術を「一部の富裕層だけのもの」にするつもりはないようです。WayveのAIはカメラを主体とした比較的安価なセンサー構成でも動作可能であり(LiDARは必要ですが)、量産効果によってコストを下げやすい構造になっています。将来的には、軽自動車のサクラやデイズといった日常の足となる車にこそ、こうした高度な安全支援技術が搭載され、高齢者の移動支援や事故防止に役立つ日が来ることを期待せずにはいられません。
アリア試作車で見せた驚きの性能
すでに日産は、EVの「アリア」をベースにした試作車で実証実験を行っています。横浜の街中で、駐車車両をスムーズに避けたり、信号のない交差点を譲り合いながら通過したりする様子が公開されています。特に印象的だったのは、路肩に停車している配送トラックを追い越す際の挙動です。対向車が来ているときはトラックの後ろでじっと待ち、対向車が途切れたタイミングを見計らって、ウインカーを出してスムーズに追い越しを行う。この一連の動作が、あまりにも人間らしく、自然だったのです。従来のシステムのような「機械的な急加速・急減速」や「不自然なステアリング操作」がほとんど見られませんでした。
これまでのルールベースの自動運転だと、「想定外の動き」をされると急停止してしまいがちでしたが、WayveのAIを搭載したアリアは、まるで熟練ドライバーのように「滑らかで自然な運転」を実現しているそうです。同乗していても怖さを感じないレベルに仕上がっているというのは期待大ですね。また、日産のエンジニアによると、このAIは「Defensive Driving(防衛運転)」の概念も学習しているといいます。例えば、見通しの悪い交差点に近づいたときは自然に速度を落として左右を確認したり、自転車の横を通過するときは少し間隔を広げたりといった、教習所で習うような安全配慮を自律的に行えるようになっています。単に目的地に着けばいいというだけでなく、「乗っている人が不安を感じない運転」を目指している点が、自動車メーカーとしてのこだわりを感じさせます。
実現される自動運転レベルの可能性
ここで気になるのが「結局、自動運転レベルいくつなの?」という点です。ただ、今回の技術に関しては「レベル3」や「レベル4」といった数字だけにこだわるのは少し違うかもしれません。一般的にレベル3は「条件付き自動運転(システムが要請したら人が運転を交代)」、レベル4は「特定条件下での完全自動運転(人は関与しない)」と定義されています。しかし、日産とWayveが目指しているのは、特定の狭いエリアだけで完全自動化する(ロボタクシーのような)レベル4ではなく、「私たちが普段使うあらゆる道で、運転の負担を限りなくゼロにする」ことにあるからです。
最初はドライバーが監視義務を負う「レベル2+」からスタートする可能性が高いですが、ソフトウェアのアップデート(OTA)によって、将来的には特定の条件下で監視不要になる機能が解放されていく、いわゆるSDV(Software Defined Vehicle)としての進化が予想されます。発売当初は「いつでもハンドルを握れるように準備しておいてください」というハンズオン、あるいはハンズオフのレベル2機能として提供されるでしょう。しかし、ユーザーが走行することでデータが蓄積され、AIモデルが賢くなるにつれて、「高速道路の渋滞時ならスマホを見てもいい(レベル3)」、「特定のルートなら寝ていてもいい(レベル4)」といった具合に、同じ車でも機能がアンロックされていく未来が描かれています。車を買い替えなくても、中身のソフトウェアが進化して価値が向上していく。これこそが、次世代プロパイロットがもたらす新しい所有体験の本質です。
提携が株価や市場に与えるインパクト
経営再建計画「Re:Nissan」を掲げる日産にとって、この提携はまさに起死回生の一手と言われています。ソフトバンクやNVIDIAも出資するWayveと組んだことで、投資家やアナリストからは「日産がAI自動運転のゲームチェンジャーになるかもしれない」という期待の声も上がっています。近年、日産は中国市場での苦戦やEV競争の激化により、厳しい経営判断を迫られてきました。しかし、自動運転の分野において、Google系のWaymoやTeslaといったテックジャイアントに対抗しうる有力なパートナーを得たことは、ブランドイメージの刷新に大きく寄与するはずです。
テスラ一強と思われていた自動運転市場に、日産が「AI×物理センサー」という新しい正解を提示できるかどうか。今後の株価や市場の評価も、このプロジェクトの進捗次第で大きく変わってきそうですね。特に注目すべきは、この技術が日産車だけでなく、ルノーや三菱自動車といったアライアンス全体に波及する可能性、さらにはホンダとの協業におけるソフトウェア基盤として活用される可能性です。Wayveの技術は拡張性が高いため、モビリティサービス(MaaS)や物流トラックなど、乗用車以外の分野への応用も期待できます。もし日産が、世界で初めて「地図レスでどこでも走れる自動運転車」の量産化に成功すれば、かつての技術の日産の輝きを取り戻すだけでなく、世界の自動車産業の勢力図を塗り替えることになるかもしれません。
日産とWayveの次世代プロパイロットの総括
最後に、今回の情報をまとめておきます。
- 日産とWayveの提携は、ルールベースからAI学習型への歴史的転換点。
- 次世代プロパイロットは、地図レスで一般道も走れる「ドア・ツー・ドア」支援を目指す。
- LiDARを組み合わせることで、テスラにはない「物理的な安全性」を確保。
- 2027年度に日本市場から投入開始予定。
※本記事の情報は執筆時点のものです。技術の詳細は開発状況により変更される可能性があります。正確な情報は日産自動車の公式サイトをご確認ください。

