この記事では、軽自動車にご当地ナンバーをつけるためにどれくらい費用がかかるのか、オプションの寄付金とは何なのか、ご当地ナンバーで白ナンバーにできるのか、そしてどうやって申込するのかを、簡単に理解できるように説明しています。
ご当地ナンバー(地方版図柄入りナンバープレート)は、その地域の特色がギュッと詰まったデザインがたくさんあります。しかも、寄付金を払うことで地元応援もできるなんて、ちょっとした善行ですよね。
軽自動車にご当地ナンバーはつけられるの?
ご当地ナンバー(地方版図柄入りナンバープレート)とは?
ご当地ナンバー、正式には「地方版図柄入りナンバープレート」といいます。
これはただのナンバープレートじゃないんです。地域の風土や文化が詰まった、特別なデザインとなっています。
北海道なら美しい自然の景色が描かれていたり、沖縄だと海や伝統的な模様が描かれているんです。まるでその地域のシンボルみたいなものですね。
軽自動車にご当地ナンバーをつけると、あなたの愛車がその地域の素敵な魅力を伝える「走る広告塔」に早変わり。
地域振興って聞くと少し堅苦しいかもしれませんが、実はこれ、観光客が増えたり地元の産業に目を向けてもらえたりするんです。「ご当地ナンバーのおかげで観光客が少し増えた」なんてことも。
軽自動車を持ってる方にとって、ご当地ナンバーって地元愛をさりげなくアピールできる、すごくいいアイデアじゃないですか?
しかも、各地域ごとにデザインが違って、コレクターズアイテムとしても人気なんですよ。特定の地域限定のデザインとか、ちょっとレア感があっていいかもしれません。
軽自動車にご当地ナンバーをつけるための費用と寄付金制度
軽自動車にご当地ナンバーをつけたいとき、まず気になるのは「いくらかかるの?」ということですよね。
実は、ご当地ナンバーの料金は地域やデザインによって異なり、一般的には7,000円から10,000円ほどが相場です。この料金はナンバープレート一枚あたりを指します。たとえば、東京のある地域では平均で約8,500円かかると言われています。
これに加え、寄付金制度があります。この制度を利用することで、さらに多くのデザインから選ぶことが可能になります。寄付金は1,000円から始まり、この金額を上乗せすることで、豊富なフルカラーのデザインが選択できるようになります。
この寄付金は、地元の観光振興や環境保全などに活用されるので、地域愛をアピールする素敵な方法となります。
軽自動車 | |
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寄付金なし | 7,100円~10,000円程度 |
寄付金付き | 上記金額に1,000円~※の寄付金を付けた額 |
※最低1000円〜上限なし
また、ご当地ナンバーの申し込みから交付までは、平均で約10営業日程度という比較的短い時間で済みます。ただし、この期間は天候や災害の影響によって前後することがあるので、余裕をもって申し込むのがおすすめです。
このように、軽自動車にご当地ナンバーをつけるための費用は思ったよりも高くなく、寄付金制度を利用することで個性的なナンバープレートを装着することができます。
ご当地ナンバーで軽自動車を白ナンバーに
軽自動車のナンバープレートといえば、普通はこんな感じの目立つ黄色ですよね。
普通車みたいな白ナンバーをつけられないかな?と思ったことがあるかと思います。
実はご当地ナンバーを選ぶと、普通車のような、、とはいきませんが、下の画像のように黄色が通常のナンバープレートより目立たなくなります。
しかも、寄付金を払わなくても選択可能なんです。なぜなら、基本的に寄付金があるとフルカラーになりますが、寄付金無しの場合はモノトーンになるからです。
つまり、黄色ナンバーを目立たせたくない!という場合は、最低料金でできてしまうわけですね。
筆者的には、落ち着いていて、かつ絵柄もさりげなく入っているモノトーンの方が好きだったりします。
しかも、ご当地ナンバーを選んだからと言って、軽自動車の税金や高速道路の料金が変わるわけではないので、安心してください。見た目は新鮮でおしゃれになっても、経済的な負担はそのままです。
図柄入りナンバープレート一覧と最新情報
最新の図柄入ナンバープレートの一覧は、国土交通省のサイトから確認できます。
図柄入りナンバープレートの一覧は、各地域で異なるデザインが楽しめます。例えば、北海道なら知床の美しい風景、関東なら富士山など、各地域の特色を活かしたデザインが特徴です。これらのデザインをチェックして、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
軽自動車にご当地ナンバー 申込方法
では、ご当地ナンバーを軽自動車につけたい場合、具体的にどのように申し込めばよいのでしょうか。この部分では、申込プロセスを詳しくご紹介します。
ご当地ナンバーの申込方法:Webと窓口
ご当地ナンバーの申し込みは、主にWebと窓口の2つの方法があります。
Webからの申込:簡単&便利
Webからの申込は24時間いつでもアクセス可能で、自宅やカフェ、出先からでも手続きができます。
具体的には、図柄ナンバー申込サービスにアクセスし、必要な情報を入力して申し込む流れになります。
たとえば、申込手続きに必要なのは、車検証の情報や希望するナンバーデザインの選択など。
この方法の最大のメリットは、わざわざ運輸支局に足を運ばなくても良い点です。ただし、Web申込みの場合、ナンバープレートの受け取りのために最低でも1回は運輸支局を訪れる必要があります。
窓口での申込:直接対応で安心
一方、窓口での申込は、直接公的機関に訪れる方法です。
こちらでは、運輸支局などの窓口で、専門のスタッフと直接対話しながら手続きを進めます。
この方法の利点は、不明点や疑問をその場で解決できること。また、窓口では申込みと同時にナンバープレートの受け取りも行える場合が多いです。ただ、窓口での手続きは、平日のみの対応や待ち時間があることがデメリットと言えるでしょう。
いずれの方法を選択するにしても、申込前には必要書類や手続きの流れをしっかりと確認しましょう。例えば、車検証や身分証明書などが通常必要になります。また、手続きに必要な時間や手数料についても、事前にチェックしておくとスムーズです。
ご当地ナンバーの申込方法:手順
ご当地ナンバーの申し込み手順は、Webと窓口の2つの方法がありますが、どちらも比較的簡単に行えます。ここでは、両方の方法の手順をわかりやすく説明します。
Webから申し込む場合の手順
- 公式ウェブサイトにアクセス: まずは、図柄ナンバー申込サービスにアクセスします。
- 必要情報の入力: サイト上で、車検証に記載されている情報(車両の種類、登録番号など)を入力します。
- デザインの選択: 希望するナンバープレートのデザインを選択します。利用可能なデザインは地域によって異なります。
- 申込み完了: 必要な情報を入力し、申し込みを完了します。その後、指定された支払い方法で手数料を支払います。
- ナンバープレートの受け取り: 支払いが完了すると、申し込みが確定します。その後、指定された運輸支局でナンバープレートを受け取ります。
窓口で申し込む場合の手順
- 運輸支局への訪問: 最寄りの運輸支局に直接訪れます。
- 必要書類の提出: 車検証と身分証明書など、必要な書類を窓口に提出します。
- デザインの選択と申込み: 窓口で希望するナンバープレートのデザインを選び、申込書に記入します。
- 手数料の支払い: 必要な手数料を支払います。
- ナンバープレートの受け取り: 手続きが完了したら、その場で新しいナンバープレートを受け取ることができます。
どちらの方法も、事前に必要な書類や手数料、受け取り場所などを確認しておくとスムーズです。Web申込みは時間と場所を選ばずに手続きできる利便性があり、窓口申込みは直接スタッフとやり取りできる安心感があります。自分に合った方法で、ご当地ナンバーの申込みを楽しんでみてくださいね!
注意事項と対象外の車両
注意事項1: 字光式ナンバープレート
字光式ナンバープレート、つまり文字が光るタイプのプレートは、一般的にご当地ナンバーの対象外です。
これは、特別なデザインが施されたご当地ナンバーでは、字光式の技術が適用されていないためです。字光式ナンバーを使用している車両の場合、通常のペイント式に変更する必要があります。
注意事項2: 事業用軽自動車の取り扱い
事業用軽自動車に関しては、ご当地ナンバーの対象外となるケースが一般的です。
これは、事業用車両のナンバープレートには特別な規定があるためで、ご当地ナンバーのデザインが事業用車両の規定に適合しない場合が多いのです。
注意事項3: 交付期間と対象地域の確認
ご当地ナンバーの交付には、地域によって異なる期間が設定されています。
一般的に、申し込みからナンバープレートの受け取りまでには約10営業日程度かかることが多いですが、これは地域や申込状況により前後する可能性があります。
また、ご当地ナンバーは特定の地域でのみ発行されるため、自分の住む地域が対象かどうかを事前に確認することが重要です。
まとめ:軽自動車にご当地ナンバーはつけられる!
いかがでしたでしょうか?
ご当地ナンバーにすることで、完全な白ナンバーにはできませんが、軽自動車の外観を一新させることができ、寄付金システムを利用すれば地域貢献も可能です。
申込方法にはWebと窓口の2種類があり、自分の都合に合わせて選ぶことができます。