かんりにんです。
日産フェアレディZ(RZ34)が2026年夏にマイナーチェンジを実施し、2027年モデル(MY27)として登場します。初代S30型の伝説的な「Gノーズ」を53年ぶりに復活させたデザイン刷新と、熱望されていたNISMO 6速MTの追加が最大の目玉です。
この記事ではフェアレディZの2026年マイナーチェンジについて、変更点・グレード・価格・納期まで網羅的に解説します。「マイナーチェンジまで待つべきか」の判断材料もまとめましたので、購入を検討している方はぜひ最後まで読んでみてください。
フェアレディZ 2026年マイナーチェンジの概要|何が変わる?

2022年に登場した現行フェアレディZ(RZ34)が、発売から約4年を経てついにマイナーチェンジを迎えます。東京オートサロン2026で初公開されたマイナーチェンジモデルは、日産が掲げた「Zの歴史を継承しつつ、歴代最高のパフォーマンスを目指す」という開発コンセプトのもと、内外装から走行性能まで大幅にアップデートされました。
今回のマイナーチェンジのポイントを整理すると、以下のようになります。
| 変更項目 | 内容 |
|---|---|
| エクステリア | Gノーズ復活・フロント30mm延長・「Z」エンブレム・新色ウンリュウグリーン |
| インテリア | タン内装追加・ワイヤレスチャージャー・自動防眩ルームミラー標準化 |
| 走行性能 | ショックアブソーバー大径化・空力改善・2ピースブレーキローター |
| グレード追加 | NISMO 6速MT・ヘリテージエディション(北米) |
| 安全装備 | 自動ブレーキに自転車検知追加 |
| 発売時期 | 2026年夏(6月頃予定) |
「マイナーチェンジ」とは言いつつも、フロントフェイスの大幅刷新やNISMOへのMT追加など、実質的にはビッグマイナーチェンジと呼べるほどの充実した内容です。純ガソリンスポーツカーとしての最終進化形とも言われており、Zファンならずとも注目の1台になっています。
Gノーズ復活!エクステリアデザインの変更点

今回のマイナーチェンジで最もインパクトがあるのが、初代S30型「240ZG」に装備されていた「Gノーズ」の53年ぶりの復活です。「Gノーズ(エアロダイナ・ノーズ)」とは、1971年に追加設定された240ZGの特徴的なロングノーズ形状のことで、当時のモータースポーツで鍛えられた空力デザインとして伝説的な存在でした。
フロントフェイスの変更ポイント
マイナーチェンジ後のフロントフェイスは、Gノーズをモチーフにした新造形のバンパーを採用しています。フロントノーズが現行モデルから30mm延長されたことで、よりシャープで流麗なプロポーションに仕上がりました。
さらに、フロントエンブレムがこれまでの「NISSAN」ロゴから伝統の「Z」エンブレムへと変更されています。これはZブランドへの強いリスペクトを示すもので、SNSでも「この顔を待っていた」という声が多数上がっています。
空力面では、フロントリフトが従来モデルよりも3.3%低減、ドラッグも1%低減されており、見た目だけでなく実用的な空力改善も実現しています。
新色「ウンリュウグリーン」の追加
ボディカラーには新色の「ウンリュウグリーン」が追加されました。これは初代S30型のイメージカラーだった「グランプリグリーン」をオマージュした色で、レトロでありながら現代的な深みのあるグリーンに仕上がっています。
インテリアにもS30型のタン内装にインスピレーションを受けたブラウン系カラーが新設定されました。ホイールデザインもZ31世代をイメージした新デザインに刷新されており、外装・内装の両面でZの歴史を感じられる仕上がりになっています。
走行性能の進化|足回り・空力・ブレーキを改良

見た目の変化だけでなく、走行性能も大幅にアップデートされています。日産は今回のマイナーチェンジで「Zらしさの追求」をテーマに掲げており、走りの本質に踏み込んだ改良が施されました。
ショックアブソーバーの大径化
足回りの大きな変更として、モノチューブ式ショックアブソーバーのピストン径が40mmから45mmに拡大されました。ピストン径の拡大によりオイル容量が増え、連続走行時の安定性が向上しています。
減衰力の見直しも同時に行われており、スポーツ走行での路面追従性が向上するだけでなく、街乗りでの乗り心地も改善されているとのことです。スポーツカーにありがちな「硬すぎて日常使いがつらい」という不満を解消する方向に進化しています。
ブレーキ・軽量化の改善
ブレーキにはNISMOグレードを中心に2ピースタイプのフロントブレーキローターが採用されました。バネ下重量は約9kg軽量化されており、これはサスペンションの応答性改善に直結する重要な変更です。
NISMO ATモデルの車重は従来の1,680kgから1,670kgに、MTモデルでは1,640kgとさらに軽量に仕上がっています。スポーツカーにとって10〜40kgの軽量化は、体感できるレベルの違いを生み出します。
安全装備・快適装備の強化
- 自動ブレーキに自転車検知機能を追加
- 自動防眩ルームミラーの標準装備化
- 携帯電話のワイヤレスチャージャーを新装備
スポーツカーとしての走りだけでなく、日常の使い勝手や安全性も着実にレベルアップしています。
待望のNISMO 6MT追加|専用ECUチューンの詳細

今回のマイナーチェンジでスポーツカーファンが最も歓喜したのが、フェアレディZ NISMOへの6速マニュアルトランスミッション追加でしょう。これまでNISMOは9速ATのみの設定でしたが、ユーザーからの熱い要望に応え、ついにMTが実現しました。
NISMO 6MT専用のエンジンチューニング
注目すべきは、単に既存の6速MTをNISMOに組み合わせただけではないという点です。NISMO 6MT専用のECUデータが新たに開発されており、点火時期やスロットル制御を全面的に最適化しています。
具体的には、アクセルペダルの操作に対してエンジンがよりレスポンスよく反応する設定になっており、トルク感とアクセルレスポンスが向上しています。高回転まで回した際にも加速感が途切れないよう、エンジン制御の各種データが変更されているとのこと。マニュアルシフトの操作感と一体となった「操る歓び」を追求した作り込みです。
NISMOのスペック比較
| 項目 | NISMO 9AT | NISMO 6MT(新設定) |
|---|---|---|
| エンジン | VR30DDTT 3.0L V6ツインターボ | VR30DDTT 3.0L V6ツインターボ |
| 最高出力 | 420ps | 420ps |
| 最大トルク | 520Nm(53.0kgm) | 520Nm(53.0kgm) |
| トランスミッション | 9速AT | 6速MT |
| 車重 | 1,670kg | 1,640kg |
| 駆動方式 | FR | FR |
| ECU | NISMO専用 | 6MT専用ECU(新開発) |
MT仕様はATよりも30kg軽いため、パワーウェイトレシオではMTが有利です。420馬力を自分の手で操る感覚は、AT版とはまったく異なるドライビング体験になるでしょう。
グレード構成と価格|新旧比較

マイナーチェンジ後のフェアレディZのグレード構成と価格を、現行モデルと比較してみましょう。なお、MC後の日本仕様の正式価格はまだ発表されていないため、現行価格と予想値上げ幅を参考にしてください。
現行モデル(2025年モデル)の価格一覧
| グレード | トランスミッション | 価格(税込) |
|---|---|---|
| ベースグレード | 6MT / 9AT | 549万7,800円〜 |
| バージョンS | 6MT / 9AT | 約610万円〜 |
| バージョンST | 6MT / 9AT | 約646万円〜 |
| バージョンT | 9AT | 約630万円〜 |
| NISMO | 9AT | 935万2,200円 |
MC後の価格予想と変更点
原材料費・物流費の高騰により、マイナーチェンジ後は全グレードで約20万円の値上げが見込まれています。さらに以下のグレード変更が予想されます。
- ヘリテージエディション: 北米ではパフォーマンスグレードに設定済み。日本導入の可能性あり
- NISMO 6MT: 新設定。AT版と同等か若干安い価格が予想される
- 全グレードで装備充実による約20万円の価格アップ
現行のベースグレードが約550万円ですので、MC後は約570万円〜がスタート価格になる見込みです。NISMO 6MTは950万円前後と予想されています。
フェアレディZ 2026年モデルは待つべきか?

「今買うべきか、マイナーチェンジまで待つべきか」は多くの方が悩むポイントですよね。結論から言うと、Gノーズデザインに魅力を感じる方、NISMO MTに乗りたい方は待つ価値ありです。一方で、現行モデルを早く手に入れたい方にもメリットはあります。
待つべき人・今買うべき人の判断基準
| 判断基準 | MC後を待つべき人 | 現行モデルを買うべき人 |
|---|---|---|
| デザイン | Gノーズの新デザインに惹かれる | 現行のシンプルなフロントが好み |
| NISMO MT | NISMOでMTに乗りたい | 標準グレードのMTで十分 |
| 価格 | 値上げを許容できる | 少しでも安く買いたい |
| 納期 | 発売後の納期待ちを許容できる | すぐに乗りたい(現行3.5〜4.5ヶ月) |
| 走行性能 | 改良された足回りに期待 | 現行の走りで満足 |
| リセールバリュー | 最新モデルの方がリセール有利 | MC前のラストロットに希少価値の可能性 |
注意点として、フェアレディZは純ガソリンスポーツカーとしての最終形態になる可能性が指摘されています。電動化の波が加速するなか、V6ツインターボ+MT+FRという組み合わせのクルマが今後登場する保証はありません。そう考えると、MC後のモデルは将来的な価値が高まる可能性もあるでしょう。
納期と購入時の注意点

フェアレディZの購入を検討するなら、納期と購入方法についても押さえておきましょう。
現行モデルの納期状況
2026年4月時点の現行フェアレディZの納期は、おおよそ3.5〜4.5ヶ月です。以前の「抽選販売」「納期2年以上」という状況からはかなり改善されました。NISMO以外のグレードは普通に注文できる状況ですが、NISMOは現在オーダーを停止しています。
MC後の納期予測と購入のコツ
マイナーチェンジ後は発売直後の受注集中が予想されるため、初期は半年以上の納期になる可能性が高いです。少しでも早く手に入れたい場合は、以下のポイントを参考にしてください。
- 複数の日産ディーラーで見積もりを取る: 経営元が異なるディーラーごとに割当台数が異なるため、店舗によって納期に差が出ます
- 人気カラー・グレードを避ける: NISMOや新色ウンリュウグリーンは集中しやすい
- 先行予約を活用する: MC後の先行予約開始情報はディーラーに事前確認しておくのがベスト
なお、「NISMO MT」はかなりの人気が予想されるため、発売後すぐに受注停止になる可能性もあります。本気で狙っている方は早めの行動をおすすめします。
まとめ
フェアレディZの2026年マイナーチェンジは、デザイン・走行性能・グレード構成のすべてにおいて大幅な進化を遂げる、期待度の高いアップデートです。
最後にポイントを整理しておきます。
- Gノーズ復活: 53年ぶりに初代S30型のDNAをフロントフェイスに反映。フロント30mm延長、「Z」エンブレム採用
- NISMO 6MT新設定: 専用ECUチューンで420馬力を自分の手で操る歓び。車重1,640kgのライトウェイト仕様
- 足回り大改良: ショックアブソーバー大径化、ブレーキ改善、バネ下9kg軽量化で走りの質が向上
- 価格は約20万円アップ: ベースグレード約570万円〜、NISMO 6MT約950万円前後の見込み
- 発売は2026年夏: 6月頃の発売が有力。NISMO MTは初期に受注集中が予想される
純ガソリンV6ツインターボ+MT+FRのスポーツカーは、今後ますます希少な存在になっていくでしょう。フェアレディZに興味がある方は、ぜひこのタイミングで検討してみてはいかがでしょうか。
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