かんりにんです。
日産は2026年4月16日、長期ビジョン発表会で新型スカイラインV38のティザー画像を世界初公開しました。歴代モデルのDNAを継承する「丸目4灯テールランプ」や「ハコスカ風エンブレム」が確認され、スカイラインファンの間で大きな反響を呼んでいます。
新型スカイラインは14代目にあたるV38型として2027年の発売が有力視されており、予想価格は544万〜694万円。プロパイロット3.0やe-POWER搭載など、日産の最新技術が惜しみなく投入される見込みです。
この記事では、ティザー画像の解説から予想スペック、価格、歴代モデルとの比較、さらにGT-R復活との関連まで、新型スカイラインのフルモデルチェンジ情報を徹底的にまとめました。
新型スカイラインV38のティザー画像が世界初公開

2026年4月16日、日産は新たな長期ビジョン「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」を発表しました。その中で、今後の商品ポートフォリオのひとつとして、新型スカイラインのティザー画像が披露されたのです。
ティザーで確認できたポイント
公開されたのはシルエット中心の画像とTVCMですが、そこからいくつかの重要な情報が読み取れます。
- リアの丸目4灯テールランプが復活 ― スカイライン最大のアイデンティティ
- フロントフェイスはR34型を彷彿とさせる鋭いデザイン
- リアエンブレムは3代目「ハコスカ」(C10型)と同様のクラシカルな意匠
- フロントの「S」エンブレムは5代目「スカイラインジャパン」あるいは8代目R32型風
- 全体的なシルエットはファストバック寄りの4ドアクーペを示唆
ティザー映像から読み取れるボディラインは、ポルシェ・パナメーラのようなファストバックスタイルとも言われています。従来のセダンとは一線を画す、よりスポーティなプロポーションが期待されるでしょう。
「Re:Nissan」経営回復計画の中核モデル
新型スカイラインは、日産が2025年5月に発表した経営回復計画「Re:Nissan」の中で、2027年前半までに投入する6つの新車のひとつに位置づけられています。日産のイヴァン・エスピノーサCEOはスカイラインを「日産の源流と魂の象徴」と表現しており、ブランド復権の象徴として大きな期待が寄せられています。
スカイラインは1957年の初代モデルから67年以上の歴史を持つ、日本を代表するスポーツセダンです。現行V37型は2014年に登場してからすでに12年が経過しており、ファンにとって待望のフルモデルチェンジとなります。
新型スカイラインの発売日はいつ?2027年発売が有力

新型スカイラインの発売時期について、現時点で判明している情報を整理します。
発売までのスケジュール予想
| 時期 | イベント | 確度 |
|---|---|---|
| 2026年4月 | ティザー画像世界初公開(済み) | 確定 |
| 2026年後半 | プロトタイプ展示・詳細スペック公開 | 予想 |
| 2027年前半 | 正式発表・先行予約開始 | 有力 |
| 2027年5月頃 | 日本市場発売 | 予想 |
日産は「2027年前半までに6車種を投入する」と公式に発表しています。業界関係者の情報によると、2027年5月の発売がもっとも有力とされています。carislife(車好き新型車ニュース)でも「2027年5月V38型発売」と報じられており、複数のソースで一致している状況です。
開発期間は従来の40%短縮
注目すべきは、日産が「Re:Nissan」計画の中で開発期間を従来比40%短縮すると明言していることです。これはスカイラインの開発にも当てはまると考えられ、2026年のティザー公開から約1年後の2027年前半発売というスケジュールは十分に現実的でしょう。
ただし、日産の経営状況や半導体の供給状況によっては多少の前後がある可能性もあります。最新情報が入り次第、この記事を更新していきますので、ブックマークしておくのがおすすめです。
新型スカイラインV38のデザイン|歴代オマージュの丸目4灯テール復活

新型スカイラインのデザインは、「歴代のDNAを最新技術で再解釈する」というコンセプトのもとに開発されています。ティザー画像から読み取れるデザイン要素を、歴代モデルとの関連で解説していきましょう。
歴代モデルオマージュの詳細
| デザイン要素 | オマージュ元 | 解説 |
|---|---|---|
| 丸目4灯テールランプ | 4代目C110(ケンメリ)〜 | スカイラインの最大のアイコン。LEDで現代的に再解釈 |
| 鋭いフロントフェイス | 10代目R34型 | 歴代屈指の人気モデルR34のシャープさを継承 |
| リアエンブレム | 3代目C10「ハコスカ」 | クラシカルな書体とデザインを現代に復活 |
| フロント「S」エンブレム | 5代目/8代目R32 | スカイラインジャパンまたはR32のSをモチーフに |
| ファストバックシルエット | 新規 | セダンとクーペの融合。パナメーラ的4ドアクーペ |
特に注目なのは丸目4灯テールランプの復活です。これはスカイラインファンにとって最大の関心事であり、SNS上でも「感涙」「待ってた」という声が殺到しています。現行V37型はL字型のテールランプを採用していたため、丸目4灯への回帰は歴代ファンにとって大きなサプライズとなりました。
インフィニティ Vision Qeとの関係
海外ではインフィニティブランドで2024年に発表されたEVコンセプト「Vision Qe」が次期スカイラインのベースになるとの見方もあります。Vision Qeは4ドアグランドツーリングEVで、日本市場ではスカイラインの名で投入される可能性があるのです。
ただし、今回のティザー画像はVision Qeとは異なるデザイン要素も見られるため、日本仕様独自のデザインチューニングが施される可能性も十分にあります。いずれにせよ、ロングノーズ・ショートデッキというスカイラインらしいプロポーションは健在でしょう。
新型スカイラインのスペック・パワートレイン予想

新型スカイラインV38のパワートレインについては、複数の有力な予想情報が出ています。日産の電動化戦略を踏まえつつ、スポーツセダンとしての性能を両立させる方向性が見えてきました。
予想されるパワートレイン構成
| パワートレイン | 最高出力(予想) | 特徴 | 確度 |
|---|---|---|---|
| 3.0L V6ツインターボ | 405ps〜 | 現行400Rの発展型。FR駆動 | 有力 |
| e-POWER(第3世代) | 430ps前後 | 直4 2.0L発電+ツインモーター | 有力 |
| BEV(EV専用) | 400ps以上 | CMF-EVプラットフォーム採用 | 可能性あり |
業界筋では第3世代e-POWERの搭載がもっとも有力と見られています。第3世代e-POWERは、新型エクストレイルにも採用される日産の最新技術で、発電専用の新開発エンジンを組み合わせることで、従来のe-POWERを大幅に上回るパワーと静粛性を実現します。
プロパイロット3.0の搭載
先進運転支援システムについては、プロパイロット3.0の搭載が確実視されています。プロパイロット2.0(現行V37の上級グレードに搭載)からの主な進化ポイントは以下のとおりです。
- LiDARセンサーの採用で周囲認識能力が飛躍的に向上
- クラウドAI連携でリアルタイムの道路状況に対応
- 高速道路でのハンズオフ・アイズオフ走行の実現(条件付き)
- 一般道での車線維持支援の大幅強化
スカイラインはもともとプロパイロット2.0を国内初搭載したモデルであり、先進運転支援技術のショーケースとしての役割があります。V38でも最新の自動運転技術がいち早く導入されるでしょう。
プラットフォームはCMF-EV?
BEVモデルが設定される場合、日産・ルノーが共同開発したEV専用プラットフォーム「CMF-EV」の採用が予想されます。CMF-EVはアリアにも採用されており、低重心・高剛性・広い室内空間を両立できるのが特徴です。
一方で、ガソリンターボやe-POWERモデルには現行プラットフォームの改良版が使われる可能性もあり、パワートレインごとにプラットフォームが異なるマルチプラットフォーム戦略をとる可能性もあります。
新型スカイラインの価格予想|グレード別の価格帯

新型スカイラインの価格について、現行モデルの価格推移と業界予想をもとに分析します。
グレード別の予想価格
| グレード(予想) | パワートレイン | 予想価格 |
|---|---|---|
| GT(ベースグレード) | e-POWER | 544万円〜 |
| GT Type SP | e-POWER | 600万円〜 |
| 400R相当 | 3.0L V6ツインターボ | 694万円〜 |
| NISMO(設定される場合) | V6ツインターボ強化版 | 800万円台 |
現行V37スカイラインの400Rが約649万円(限定仕様の400R Limitedは約694万円)であることを考えると、電動化による原価上昇と先進装備の充実を加味しても、ベースグレードで544万円〜、上位グレードで694万円〜という価格帯が現実的な予想ラインです。
ライバル車との価格比較
| 車種 | 価格帯 | パワートレイン |
|---|---|---|
| 新型スカイラインV38(予想) | 544万〜800万円台 | e-POWER / V6ターボ |
| トヨタ クラウン クロスオーバー | 475万〜640万円 | 2.5L HV / 2.4Lターボ HV |
| レクサス IS | 525万〜669万円 | 2.0Lターボ / 3.5L HV |
| BMW 3シリーズ | 598万〜845万円 | 2.0Lターボ / プラグインHV |
価格帯としてはレクサスISやBMW 3シリーズと真っ向勝負するポジションになりそうです。ただし、プロパイロット3.0が標準装備されるのであれば、先進安全装備の充実度ではライバルを上回る可能性があります。
現行V37スカイラインとの比較

現行V37スカイラインと新型V38の変化を一覧で比較します。12年ぶりのフルモデルチェンジだけに、あらゆる面で劇的な進化が予想されます。
新旧スカイライン比較表
| 項目 | 現行V37(2014年〜) | 新型V38(予想) |
|---|---|---|
| パワートレイン | 3.0L V6ターボ / 3.5L HV | e-POWER / V6ターボ / BEV |
| 最高出力 | 最大405ps(400R) | 400ps以上(同等以上を維持) |
| 駆動方式 | FR / 4WD | FR / AWD(電動4WD) |
| 運転支援 | プロパイロット2.0 | プロパイロット3.0(LiDAR搭載) |
| テールランプ | L字型LED | 丸目4灯LED(伝統回帰) |
| プラットフォーム | FMパッケージ | CMF-EV / 改良版FM(予想) |
| コネクティビティ | NissanConnect基本 | クラウドAI連携・OTAアップデート |
| 予想価格 | 549万〜694万円 | 544万〜800万円台 |
もっとも大きな変化はパワートレインの多様化でしょう。現行モデルはガソリンターボと旧世代ハイブリッドの2択でしたが、新型では第3世代e-POWERやBEVという電動化の選択肢が加わります。
現行V37のハイブリッド(3.5L V6+モーター)はすでに生産終了しており、最後のガソリン純内燃機関FRセダンとしての希少性が高まっています。V37の中古車価格は今後上昇する可能性もあるため、純ガソリンFRにこだわる方は早めの検討をおすすめします。
GT-R復活との関係|日産スポーツカー戦略の全貌

新型スカイラインのティザー公開と時を同じくして、もうひとつのビッグニュースが飛び込んできました。日産のエスピノーサCEOがGT-Rの復活を正式に明言したのです。
CEO「GT-Rは出す」発言の衝撃
2026年4月14〜15日、エスピノーサCEOは長期ビジョン発表会の記者質疑で「スポーツカーに投資していく」「GT-Rの伝統とヘリテージを持続させる義務がある」と述べ、「GT-Rは出す」と明言しました。
R35 GT-Rは2025年8月に栃木工場で最後の1台がラインオフし、2007年から約18年間にわたる生産に幕を下ろしています。次期GT-R(R36)はハイブリッドパワートレインを採用する方向で、早ければ2027年にワールドプレミアが行われるとの情報もあります。
スカイラインとGT-Rの棲み分け
かつてスカイラインGT-Rとして一体だった2台は、R35世代からそれぞれ独立したモデルになっています。新型V38スカイラインと次期GT-R R36の棲み分けは以下のように予想されます。
| 項目 | 新型スカイラインV38 | 次期GT-R R36(予想) |
|---|---|---|
| ポジション | プレミアムスポーツセダン | ピュアスポーツカー |
| 価格帯 | 544万〜800万円台 | 1,500万円以上(予想) |
| パワートレイン | e-POWER / V6ターボ | ハイブリッド(V6+モーター) |
| 用途 | 日常使い+スポーツ走行 | サーキット+究極のドライビング |
| 発売時期 | 2027年前半 | 2027年以降(未定) |
日産はスカイラインとGT-Rの2本柱で、スポーツカーブランドとしてのアイデンティティを再構築しようとしているのでしょう。スカイラインファン・GT-Rファンの両方にとって、2027年は目が離せない年になりそうです。
なお、日産の最新スポーツカー情報については新型フェアレディZマイナーチェンジ2026年最新情報も合わせてチェックしてみてください。
新型スカイラインは待つべき?買い時を徹底分析

新型スカイラインV38の登場を前に、「今の車を乗り続けて新型を待つべきか」「現行V37を買うべきか」と悩んでいる方も多いはずです。それぞれのケースに分けて買い時を分析します。
新型V38を待つべき人
- 最新の安全技術(プロパイロット3.0)が欲しい人
- 電動化(e-POWER / EV)に興味がある人
- 丸目4灯テールの新デザインに惹かれる人
- あと1〜2年は今の車に乗り続けられる人
- 初期ロットにこだわらず、2027年後半〜2028年の購入でもOKな人
現行V37の購入を検討すべき人
- 「最後の純ガソリンFRスポーツセダン」に価値を感じる人
- V6ツインターボ405ps(400R)のエンジンフィールを味わいたい人
- 電動化後の値上がりを見越して今のうちに手に入れたい人
- 中古のV37であれば300万円台からの購入も可能
特に注目したいのは、現行V37は最後の「純ガソリンエンジン × FR」のスカイラインになる可能性が高いことです。新型V38が電動化メインになると、V6ツインターボの自然なエンジンフィールを味わえるのはV37が最後。この希少性を重視する方は、値上がりする前に検討するのも一つの選択肢でしょう。
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まとめ
新型スカイラインV38のフルモデルチェンジ情報をまとめます。
- 2026年4月16日にティザー画像を世界初公開。歴代オマージュデザインを採用
- 発売日は2027年前半が有力。日産の経営回復計画「Re:Nissan」の中核モデル
- デザインは丸目4灯テールランプ復活、R34風フロント、ハコスカ風エンブレム
- パワートレインは第3世代e-POWERが最有力。V6ターボやBEVの選択肢も
- 予想価格は544万〜694万円。NISMO設定なら800万円台も
- プロパイロット3.0(LiDAR・クラウドAI)を搭載し、自動運転技術で最先端を維持
- GT-R R36の復活も同時にCEOが明言。日産スポーツカー戦略が本格始動
67年以上の歴史を持つスカイラインが、いよいよ新章に突入します。今回のティザー公開は、日産の本気度を示す確かな一歩と言えるでしょう。
新型スカイラインの続報が入り次第、この記事を随時更新していきます。新型エルグランドなど日産の新車ラッシュについては新型エルグランドE53のフルモデルチェンジ最新情報もあわせてご覧ください。

